我孫子市とTOWING
2025-10-20 12:41:17

TOWINGが我孫子市と連携協定を締結し地産地消を強化

TOWING、我孫子市と連携協定を締結



株式会社TOWING(代表取締役CEO:西田 宏平)は、千葉県我孫子市と地産地消の強靭化を目指す連携協定を2025年9月1日に結びました。これはTOWINGが初めて関東地方の自治体と締結したものです。本協定の内容は、我孫子市が進める「あびこエコ農業推進基本計画」に基づき、環境保全と再生型農業ならびにスマート農業を推進し、地産地消の強化に向けた取り組みとなっています。

連携内容


今後の連携および協力内容には、以下の項目が含まれています。
1. 高機能バイオ炭「宙炭」の普及
TOWINGの開発したバイオ炭「宙炭」を用いて、農業現場での活用を促進します。
2. みどり認定数の増加
環境保全に取り組む農家を増やし、地域全体での環境意識を高める活動を行います。
3. 農業技術と知識の向上
高機能バイオ炭を活用し、農業技術や知識の継承を図ります。
4. 食育への応用
地域に根ざした食育プログラムを推進します。
5. 水田二毛作の新規取り組み
新たな農業技術を取り入れ、実用化を目指します。
6. 農地整備や耕作条件の改善
農作業環境を向上させるための研究を行います。
7. 宙炭製造プラント設置の検討
地域での生産体制を確立し、さらなる普及を目指します。

宙炭とは


「宙炭(そらたん)」とは、TOWINGが独自に開発した高機能バイオ炭です。これは、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)との協力のもと、バイオ炭前処理技術と微生物培養技術を融合させた革新的な農業資材です。この炭は土壌の健康を促進し、化学肥料の使用を減少させる一方で、有機農業への転換をサポートします。その結果、作物の品質と収量の向上が期待でき、生産者にとっても経営の効率化に寄与します。さらに、地域の未利用バイオマスのアップサイクルや、農地への炭素固定によって温室効果ガスの削減にも貢献しています。

TOWINGの概要


株式会社TOWINGは、2020年に名古屋大学から生まれたスタートアップ企業であり、「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会の実現」を目指しています。主に、未利用バイオマスを使用した高機能バイオ炭「宙炭」の開発・製造・販売に従事し、関連する技術サービスも提供しています。新たに宇宙開発利用の加速化を図るプログラムにも関わっており、月面での農業実現に向けた研究開発も行っています。

私は、このような取り組みを通じて、企業と地域が一体となって持続可能な未来の実現に向けて進めることを期待しています。地産地消が根付くことで、地域の農業や食文化がさらに豊かになることを願っています。今後もTOWINGの活動に注目し、その成長を見守りたいと思います。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 地産地消 TOWING 我孫子市

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。