讃岐うどんチェーン『はなまるうどん』が地元産の新小麦を使用した新メニューを開始

讃岐うどんの新たな挑戦

讃岐うどんチェーンのリーダー的存在である『はなまるうどん』が、2025年の創業25周年を迎えるにあたり、香川県産の新たな小麦粉「さぬきの夢」を使ったうどんの提供を開始します。これは「おいでまい！さぬきプロジェクト」と名付けられた取り組みの一環で、讃岐うどんの伝統を守りつつ、さらなる革新を目指しています。

地元への愛が生んだ小麦「さぬきの夢」

この新プロジェクトの鍵となる「さぬきの夢」は、香川県のために特別に開発されたオリジナルの小麦品種です。讃岐うどんの習慣や文化に触れ、地域の人々の思いを込めて作られたこの小麦は、開発当初は様々な課題を抱えましたが、多くの試食会を経て、その特性が高められました。たんぱく質のバランスが良く、噛むとモチっとした食感が味わえるこのうどんは、香川県内の14店舗で2023年3月18日から提供開始されます。

豊かな味わいの秘密

はなまるうどんでは、讃岐うどんの独特の食感と風味を実現するために、水の質にもこだわっています。高松市の水質に近い環境を再現するため、製麺工場にて独自の水質調整が施され、これにより「さぬきの夢」を使ったうどんは、弾力があり、活きた食感が楽しめます。また、小麦の風味を存分に感じられるよう、味のバランスも考慮されています。

プロジェクトの背後にある哲学

『おいでまい！さぬきプロジェクト』は、讃岐うどんを食べたくなるような魅力を全国に広めることを目的としています。プロジェクト名の「おいでまい」とは、讃岐地方の方言で「いらっしゃい」という意味。香川を訪れ、この美味しいうどんを味わいたいと感じてもらいたいという願いが込められています。創業の地に本社を戻すことで、地域経済に貢献し、讃岐うどんの伝統を守っていく姿勢が感じられます。

地元との連携と今後の展望

今後もはなまるうどんでは、香川県産の素材をふんだんに使用した新しいメニューを開発し、地域貢献を続ける考えです。また、県産品を使用した商品を店舗で販売するなど、地元とのさらなる連携を強化し、讃岐うどんの魅力を広げていく予定です。このプロジェクトを通じて、多くの人々に讃岐うどんの素晴らしさを伝えることが期待されます。

まとめ

『はなまるうどん』は、讃岐うどんの革新と伝統を守るための新しい取り組みとして「おいでまい！さぬきプロジェクト」を始動しました。地元香川産の小麦「さぬきの夢」を使用した新しいメニューは、讃岐うどんのファンはもちろん、新たに挑戦するお客様にも喜ばれること間違いなしです。ぜひ香川を訪れて、本場の讃岐うどんを味わってみてください。