ブラザーとバッファローが連携、業務の効率化を実現！

ブラザーとバッファローの新たな取り組み

愛知県名古屋市に本社を置くブラザー販売株式会社は、メルコホールディングスグループの株式会社バッファローと協力し、高性能なドキュメントスキャナーや複合機と、法人向けNAS「TeraStationシリーズ」の相互動作検証を実施しました。この取り組みにより、業務の効率化とペーパーレス化を実現し、現代のビジネスシーンにおいての新たなソリューションを提示しています。

スキャンと保存の新しい形

今回の相互動作検証では、ブラザーのドキュメントスキャナーやレーザー複合機、インクジェットプリンターが、バッファローのNASと連携し、紙書類を電子データとして直接NASへ保存できるようになりました。これにより、受け取った請求書や領収書、契約書などの書類を、PCを介さず迅速に管理できるようになります。これまで時間がかかっていたデータの入力作業が大幅に短縮されるのです。

行政の変化とデータ管理の重要性

2022年に施行された電子帳簿保存法により、企業は電子取引データの保存が義務化され、帳簿書類の保存期間も法定で定められています。法人の場合、確定申告書の提出期限翌日から原則7年間の保存が求められるため、大容量ストレージの確保が不可欠です。このような背景から、データのバックアップが推奨され、システム障害や劣化によるデータ消失のリスクを回避するための取り組みが求められます。

ペーパーレス化の利点と事例

ブラザーは、ペーパーレス化に向けた取り組みも行い、特設サイトでは多数の事例を紹介しています。スキャナーを使用した際のランサムウェア対策についても触れられ、安心してデジタルデータを管理するための情報提供が行われています。これにより、ペーパーレス化を推進する企業は、円滑な業務運営を実現できるでしょう。

具体的な対応機種

ブラザーの相互動作確認済み機種には、ドキュメントスキャナー「ADS-4900W」、レーザー複合機「MFC-L5710DW」、A3インクジェット複合機「MFC-J7500CDW」が含まれています。これらのデバイスは、バッファローの法人向けNAS「TeraStationシリーズ」との連携により、さらなる業務の効率化を支持します。具体的には、TeraStationの各シリーズ（TS6000、TS5020、TS3020、LS200DNBなど）との動作が確認され、安定した運用が可能です。