名古屋のリゾートトラスト株式会社が、名古屋市から障害者雇用優良企業表彰の最優秀賞を受賞しました。この表彰は、名古屋市が障がい者雇用に積極的に取り組む企業を讃える制度で、2021年度から実施されています。評価基準には、企業の取り組みの幅広さやその結果としての社会的な影響が含まれています。
リゾートトラストは、有貴伏見社長のもと、多様な人材が活躍できる職場環境を整えるため、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組んでいます。「ご一緒します、いい人生より豊かで、しあわせな時間を創造します」というグループのアイデンティティに基づいて、障がい者の方々も含めた全てのスタッフの幸福を追求しています。これからも、未来の職場を共に築く取り組みが続けられます。
同社では、障がい者雇用の分野においてこれまでにいくつかの具体的な成果を上げています。まず、障害のある社員の定着率が非常に高いことが挙げられます。特に35%以上の社員が勤続10年以上という実績があり、これは企業の雇用管理が効果的であることを示しています。
また、障がい者の社員には通院のための特別休暇の取得や、勤務時間の柔軟な調整が可能です。特に、混雑した時間帯に通勤することでパニックを避けたい社員には、時差出勤制度も設けられています。このように個々の社員のニーズに応じた配慮がなされており、相談しやすい環境作りに努めています。さらに、専門のサポートスタッフが配置され、精神保健福祉士や社会福祉士、ジョブコーチが各種の支援を行っています。
リゾートトラストは、障害者雇用に対する理解と啓発活動にも力を入れています。市や県のセミナーに参加するだけでなく、自社でのセミナー講師を引き受け、他社の支援も行っています。これにより、地域全体での障害者雇用が活性化するよう貢献しています。
さらに、今後障害者雇用を考慮している企業に対して見学受け入れも行っており、地域が連携して障害者雇用の取り組みを広げるための協力を行っています。これらの取り組みは、リゾートトラストが持つ社会的責任の一端を担っており、社員だけでなく地域全体の福祉向上につながる活動です。
リゾートトラストの活動の一環として、2006年には「事務支援センター」を開設しました。ここでは、グループ内の軽作業を専門的に支援し、各組織が質の高い業務に注力できるような体制を整えています。このセンターは、全国に10カ所あり、名古屋を含む東京、横浜、大阪など各所で多様な業務を行っています。具体的な業務内容は、ダイレクトメールの作成、郵便物の仕分け、名刺の制作、データ入力、経理業務、印刷、ナプキン折り、備品管理など多岐にわたります。
リゾートトラストは、障害者雇用と多様性の推進を通じて、地域社会の健全な発展と自身の企業成長を両立させていきます。今後も、障がいの有無にかかわらず全ての人々が、より良い時間を創造できる職場を目指してまいります。