新たな抹茶供給の形、宝禄製茶の登場
日本の高い品質基準とベトナムの生産力が融合した、新たな抹茶のブランド「宝禄製茶」が誕生しました。このブランドは、フードフォースによる日越の協業による成果として位置づけられ、抹茶市場に新しい選択肢を提供します。もともとフードフォースは、2015年に設立されて以来、日本の品質管理と生産技術を柱に、ベトナムの農産物の再評価を行い、国際的な市場へも展開してきました。主力ブランドである「VIETNAMDELI」は、厳格な日本の食品安全基準に基づく品質管理の下で製造され、多くの日本国内の食品スーパーマーケットに安定した供給を行っています。おかげで、英フィナンシャル・タイムズの評価でも、アジア太平洋地域の急成長企業ランキングにおいて、飲食料品部門で3年連続で国内第1位に選出されました。
品質思想を茶業界へ
宝禄製茶は、このフードフォースの理念と実績をそのまま茶業界へと拡張。ベトナム産の茶葉を使用し、日本の茶名産地である静岡県で細かく粉砕した抹茶を製造・供給しています。日本の厳格な品質管理体制が導入されているため、安定した品質が保証されているのです。
このブランドの特徴は、単なる原材料の提供にとどまらず、取引先との長期的なパートナーシップを築くことに重点を置いている点です。中長期の供給計画を通して、各企業の事業成長に応じた提案を行い、信頼性の高いビジネス関係を構築していきます。
多様な抹茶製品ライン
宝禄製茶は、約1000ヘクタールの茶生産基盤を持ち、それをもとにクッキンググレードからプレミアム、セレモニアルグレードまで多様な抹茶製品を展開予定です。これにより、F&B(飲食)チェーンや食品加工メーカーに向け、安定的に使用できる原材料の供給を実現します。まさに、ビジネスシーンでの利便性を向上させる商品ラインを目指していると言えるでしょう。
国際展示会での発表
さらに、宝禄製茶は2026年に東京ビッグサイトで開催される「FOODEX JAPAN 2026」に出展することを発表しました。これは世界的に広がる抹茶需要を背景に、日本および海外のバイヤーに向けて新たな供給モデルを提案する絶好の機会です。
代表者からのメッセージ
「日本の品質を基に、ベトナムの良質な原料を活用し、製造から品質管理までを一貫して行うことで、宝禄製茶は高い安定供給と再現性を持つビジネスを推進していきたいと思っています。取引先企業の成長をサポートする存在であり続けることが、私たちの使命です」と、フードフォースの代表取締役である森一樹氏は語っています。
このように、宝禄製茶は日越協業による新たな挑戦を通じて、今後の抹茶市場において重要な役割を果たすことが期待されています。日本の伝統的な抹茶文化とベトナムの農産物が融合した新しい形の抹茶が、世界中の人々に愛される日も近いでしょう。