名古屋大学に誕生する新たな場所「ComoNe」
名古屋大学構内に新しくオープンする共創施設「ComoNe(コモネ)」が、2025年7月5日(土)に「コモの市 #00 -Common Nexusオープニングイベント-」を開催します。株式会社ロフトワークと国立大学法人東海国立大学機構の協力により、研究者、学生、企業、行政、市民などのさまざまな立場の人々が交わり、学び、未来づくりを進める場所としての役割を担います。
「コモの市」は、この新しい施設で3ヶ月ごとに開催されるお祭りであり、今回のイベントはその第0回目にあたります。開館の祝祭として、トークセッションやワークショップ、小規模な地域の飲食出店、アート展示など、バラエティに富んだプログラムが用意されています。一日中楽しめる内容が盛りだくさんなので、ぜひお出かけください。
「コモの市」とは?
「コモの市」は、ComoNeの活動を発信する場として機能し、参加者同士の対話や交流を促進します。発表会というよりもライブな雰囲気で、参加者たちが発表や意見交換を通じて、互いにひらめきや新しいアイデアを得られる場です。ComoNeの仲間や近隣住民の方々も含めて、多くの人が一緒に楽しめる空間が形成されます。
多彩なプログラムを楽しもう!
オープニングイベント「コモの市 #00」では、研究、アート、食、地域、教育、子育てなど、多様な分野から20を超えるプログラムが実施されます。具体的には、染物や壁画制作などのワークショップ、身体表現や環境音楽のパフォーマンスなど、ハンズオンで参加できる機会が用意されています。訪れる人々の五感を刺激する体験が待っています。
また、館内や図書館前の広場には人気の飲食店によるグリルサンドやタコスのキッチンカーも出店し、地元の味を楽しむことができます。さらに、名古屋大学附属中高による統計グラフコンクールの作品展示も行われ、地域の文化に触れる時間にもなっています。
トークセッションでは、研究者、アーティスト、学生など多彩な視点のスピーカーが集まり、「大学と地域の関係」や「アートとテクノロジーの交差点」についての対話が繰り広げられます。これは新しいアイデアを生み出すための貴重な機会であり、参加者にとっても刺激的な内容になること間違いなしです。
イベント詳細
「コモの市 #00」の開催は、2025年7月5日(土)で、時間は10:30から17:00まで。場所は名古屋大学のComoNeです。名古屋市営地下鉄名城線の名古屋大学駅から直結しており、アクセスも良好です。参加は無料ですが、一部のプログラムは事前予約制となっています。参加予定の方は、Peatixで詳細を確認してください。
イベントの見どころ
- - ねのねプログラム活動プロジェクト紹介(10:30~12:00)では、第一期生によるプロジェクトの発表が行われ、地域の音を集める企画や、共同での壁画制作などが紹介されます。
- - トークセッション(12:00~13:00)では、ComoNe長やアンバサダーが参加し、未来の可能性について意見を交わします。
- - STEAM GALLERYギャラリーツアー(11:30~12:30、14:30~15:30)では、アーティストと研究者が協働して作り上げた作品を間近で見学できます。
- - 特別ツアー(14:00~14:40)では、ComoNeの建築設計を行った小堀哲夫氏が館内を案内し、その意図や想いを語ってくれます。
- - SFハッカソン(13:00~17:00)も開催され、センサーやマイコンを使ったハードウェア開発の体験型セミナーが行われます。
この盛大なオープニングイベントを通じて、ComoNeが地域の新しい拠点として、さまざまな探索や出会いが生まれる場となることを期待しています。
施設「ComoNe」について
ComoNeは、東海国立大学機構が名古屋大学内に設立した共創施設です。「公共のための新たな基準を作る」という理念のもと、人々の交流や学びの場が形成されています。地域の住民や学生、研究者、アーティストが集まり、新しい創造や価値が生まれる場所として多くの人に利用されています。
この新たな施設が、世代や職域を超えた交流の場として、未来に向けた様々な活動の出発点となることを心から願っています。