中津川市とJR東海が連携協定を締結
岐阜県中津川市と東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は2023年1月29日、中心市街地の活性化や持続可能な都市モデル構築を目指した連携協定を締結しました。この協定は、中津川市が企業と関係人口の創出を目的とした初の協定であり、JR東海にとっても自治体との同様の協定は初めてのことです。
1. リニア開業を機にまちづくりを加速
リニア中央新幹線の岐阜県駅(仮称)の設置により、中津川市は首都圏や中京圏とのアクセスが大きく向上することが期待されています。このチャンスを最大限に活かし、持続可能な中心市街地を形成するためには、ただハード面を整えるだけでは不十分です。 まちづくりの担い手を確保することが急務となっています。
JR東海は、関係人口を創出する「conomichi」事業を通じて、その取組みを推進しており、この度の協定締結に至る運びとなりました。
2. 協定の目的と内容
本協定では、関係人口を創出することを目指すだけでなく、「関係人口と共に中津川市のまちづくりに取り組む」ことを重視しています。地域外の方が持つスキルや情熱を市内の事業支援や人材育成に繋げることで、市の活性化を図っていくことが狙いです。
2.1 人口創出と二地域居住促進
中津川市外に居住する新たな関係人口をターゲットとしたプログラムを展開し、地域への参画の機会を提供します。これにより、人々が定期的に中津川市と関わりを持つことができる環境を整備していきます。
2.2 人材育成と事業者支援
プログラムを通じて関係人口となった方々の育成や、外部の知見を活用した事業者への支援を行い、中心市街地の活性化に貢献します。この協力を基盤に、人づくりを進めることが目的です。
2.3 産学官の連携促進
「conomichi」事業で築いた大学や研究機関とのネットワークを活用し、中心市街地の活性化に関する産学官連携を促進します。
3. 代表者のコメント
中津川市長 小栗仁志
「中津川市の中心市街地は、その歴史に裏打ちされた文化があります。協定が結ばれることで、新たな交流や共創が生まれ、多くの人々が訪れたくなる中心市街地を共に作り上げていきたいです。」
JR東海代表取締役副社長 中村明彦
「今回の協定を通じて、私たちの培ったネットワークを活かし、地域と外部の人材が協力して共創する仕組みを築いていきます。持続可能なまちづくりには、『人の活力』が欠かせません。」
4. これからの展望
この協定が「関係人口」の拡大に寄与し、地域と外部が互いにメリットを享受する形での持続可能なまちづくりが進むことが期待されます。中津川市とJR東海が共に過去の文化を大切にしながら未来を見据え、地域活性化の道を切り拓く姿勢に、今後の展開に大いに注目が集まります。