のんほいパーク企画展
2025-07-15 11:59:23

豊橋のんほいパークで開催される特別企画展「標本と飼育個体」

豊橋ののんほいパークで特別企画展が開催!



2025年7月26日(土)、愛知県豊橋市にある「のんほいパーク」で、展示企画「標本となった飼育個体」が始まります。この展覧会では、死亡した飼育動物から作製された骨格標本を中心に、約20点の貴重な標本が公開されます。特に注目されるのが、トラやライオンといったネコ科動物たちの展示です。

企画展の見どころ



「のんほいパーク」は、動物園と自然史博物館が一体となっているuniqueなスポットです。その特徴を活かし、博物館の学芸員と動物園の職員が協力して、飼育していた動物の骨格標本やはく製を制作し、調査研究や教育普及に貢献しています。本企画展では、特にサーバルや豊橋市で発見されたトラの化石がハイライトとなります。

        

サーバルの頭骨



目を引く展示物のひとつとして、サーバルの頭骨(サイズ:長さ128mm、幅84mm、高さ59mm)があります。亡くなったサーバルの雌「ステル」は、2024年の春、7歳で生涯を閉じました。このサーバルは、人気アニメ「けものフレンズ」で特に話題にされた存在です。

トラの化石、約70年ぶりの展示



もう一つの目玉は、約70年ぶりに里帰りしたトラの化石です。このトラの下顎骨は、1952年に豊橋市内の採石場で発見されましたが、長らく行方不明となっていました。しかし、最近の調査で、その行方が明らかになりました。この化石は、後期更新世(約13万年~1万2000年前)のもので、今では貴重な研究資料とされています。展示では左右の下顎骨が揃って見ることができます。この機会に、豊橋の地で実物を観ることができるのは貴重な体験です。

企画展の詳細



  • - タイトル: 標本となった飼育個体 ― のんほいパークだからできること
  • - 期間: 2025年7月26日(土)~8月31日(日)
  • - 場所: 自然史博物館イントロホール
  • - 観覧料: 無料(のんほいパークの入園料は別途必要)
  • - 展示数: 約20点(トラ、ライオン、ヒグマの頭骨など)

関連行事



サーバル頭骨模型の販売


また、企画展の関連商品として、オリジナルのサーバル頭骨模型が限定200個、定価1,500円で自然史博物館にて販売されます。販売は7月26日(土)からです。

「世界トラの日」記念解説会


さらに、特別イベントとして「世界トラの日」に合わせた解説会も開催されます。この解説会では、トラの化石や当時の動物たちの生態についての紹介があります。
  • - 日時: 8月2日(土)13:00~13:30
  • - 場所: 自然史博物館イントロホール
  • - 参加費: 無料(入園料は別途必要)
  • - 講師: 安井謙介(学芸専門員)

多くの方々の訪問をお待ちしています。この夏、豊橋の「のんほいパーク」で特別な体験をお楽しみあれ!


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