ブラザー工業株式会社が名古屋市の「東山動植物園いのちつなぐ基金」への支援において、最高位の「プラチナパートナー」として認定されました。この度、名古屋市瑞穂区にあるブラザーグループの展示館「ブラザーミュージアム」において、名古屋市の広沢一郎市長から同社社長の池田和史氏に感謝状が贈呈されました。その贈呈式は、長年にわたる支援への感謝を伝える重要な瞬間となりました。
「東山動植物園いのちつなぐ基金」は、東山動植物園内の展示施設の整備や、種の保存、動物福祉の向上、さらには環境教育の充実を目的とした基金です。名古屋市では、2021年度からこの基金への継続的な支援を行う法人を「東山動植物園いのちつなぐパートナー」として認定しており、寄付金額に応じて四段階のランクが設けられています。ブラザー工業は、認定制度開始の際からこのパートナーシップを維持し続け、2024年度には100万円の寄付を行う予定です。
ブラザーの支援は、1984年に初めて日本に贈られたコアラが東山動植物園に来た際のコアラ舎の建設費の寄付から始まりました。その後も学習展示施設「KOALA FOREST コアラの森」やコアラのための屋外運動用デッキを贈るなど、様々な形での支援を行ってきました。また、コアラやアジアゾウの命名式への協力も行い、動物たちの生活をより良くするための活動を継続しています。
2021年6月には、東山動植物園とのオフィシャル広報パートナー協定を結び、園内で進められている「種の保存」及び「環境教育」に関連する啓発活動にも協力しています。贈呈式では、広沢市長が、1984年から始まったブラザーの長期的な支援に感謝の意を表し、その努力が園の活動に与えた影響を称賛しました。
このような支援を通じて、ブラザー工業は地域社会とのつながりを大切にし、動物たちの生態系を守る活動に積極的に関わっていく姿勢を示しています。今後の活動にも期待が高まります。