新フィーダーSii-Karu
2025-06-18 09:32:35

静音・軽量を実現した新時代のフィーダー「Sii-Karu」を展示

静音・軽量の新しい選択肢「Sii-Karu」



株式会社山一ハガネが開発した静音・軽量樹脂製の回転フィーダー「Sii-Karu(シーカル)」シリーズが、2025年7月9日から11日に幕張メッセで開催される「機械要素技術展」にてお披露目されます。この製品は、従来の金属製フィーダーに起因する騒音や重量の問題を解消し、製造現場に新たな風を吹き込むことを目指しています。

騒音問題の解決



従来、多くの金属製振動式フィーダーでは、90dBを超える騒音が発生することがあり、作業者は耳栓や防音カバーを使用せざるを得ない状況でした。このような音環境は現場作業の快適性を奪い、肉体的・精神的な負担を増大させていました。

「Sii-Karu」は、特別な設計により静音性を高め、作業環境の改善に寄与します。騒音のストレスを軽減することで、作業者の快適性が向上し、生産性の向上にもつながります。

軽量設計による利便性



このフィーダーの樹脂製構造は従来の金属製からの大幅な軽量化を実現しており、設置や保守が容易です。これにより、重く複雑な構造のフィーダーを扱う際のメンテナンスが簡素化され、ラインレイアウトの変更にも柔軟に対応可能です。現場に求められる高い柔軟性をサポートしています。

量産性を実現する新技術



「Sii-Karu」は、3Dプリンタによるデジタル製造技術を採用しており、従来の職人による手作りから脱却しています。これにより、製造プロセスの見える化が可能となり、一貫した品質と再現性を実現しました。職人の高齢化や後継者問題に起因する課題に対する解決策を提供し、持続可能な製造を実現します。

Sii-Karuシリーズの特徴



「Sii-Karu」シリーズには複数のモデルがラインナップされており、以下の通りです。
  • - Pシリーズ: 大型部品の高速供給に最適。最大トラック径Φ1500で対応。
  • - フードセーフティ: 食品にも対応可能な仕様で、2層の安心設計。
  • - コレクト: 液体が付着したワークの供給にも対応。
  • - Bシリーズ: ボルトやネジに特化し、最大800個の高速供給が可能。
  • - Dシリーズ: ドラム型搬送機として、異なるサイズのワークの選別が可能。

展示会情報



この新しいフィーダー「Sii-Karu」をぜひ展示会で体験してください。
  • - 展示会名: 機械要素技術展
  • - 会期: 2025年7月9日(水)〜11日(金)
  • - 会場: 幕張メッセ
  • - ブース番号: 35-41(6ホール出入口よりお越しください)

山一ハガネの「Sii-Karu」は、製造現場で「静かで」「軽く」「量産可能」といった要素を備え、より快適な作業環境を提供する製品です。設計・製造において新たな選択肢を提供することで、業界の常識を打破していくことを願っています。ぜひお試しください。私たちの技術が、未来の製造現場での課題解決に貢献できますように。

会社概要



株式会社山一ハガネは1927年に設立された特殊鋼の商社で、100年の歴史を持つ専門家集団です。高品質な製品作りを支えるだけでなく、3Dプリンタ技術にも取り組み、常に進化し続ける企業です。今後も新しい技術によって業界に革新をもたらしていくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: 山一ハガネ Sii-Karu 機械要素技術展

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。