愛知での14年ぶりのTGC、期待される新たなエンターテインメントの創造
2026年2月15日(日)、名古屋のIGアリーナで開かれる『Samsung Galaxy presents TGC in あいち・なごや 2026』の記者発表会が行われました。このイベントは、実に14年ぶりの開催となり、20周年を迎えた東京ガールズコレクション(TGC)の特別な一幕となることが予想されています。
イベントのテーマ“TSUMUGU: Design the Next”
今回のテーマは“TSUMUGU: Design the Next”。愛知の豊富な繊維文化と次世代テクノロジーとの融合を目指し、ファッション、カルチャー、そしてテクノロジーの共創体験が提供されます。愛知の織物や染色の技術は、過去から現在に至るまで多くのデザイナーを魅了してきました。この地域の魅力が、国内外に発信される絶好の機会となるでしょう。
愛知県知事の大村秀章氏は、新たに開催されるTGCが尾州・三河・知多の伝統的な繊維産業を広く知ってもらうことに寄与することに期待を寄せていました。また、名古屋市長の広沢一郎氏は、名古屋の伝統技術を活かした創作の場としてのTGCの役割を強調し、地域のクリエイティブな人材の支援にも力を入れていく考えを示しました。
さらに、TGCでは、NTTグループが提唱する次世代通信基盤「IOWN」を利用した新たなテクノロジーの取り組みも進めています。IGアリーナと横浜をつなぐ新たな試みが進行中で、これにより、従来の枠を超えた新しいエンターテイメント体験の創出が期待されます。
株式会社W TOKYOとサムスン電子の連携
プラチナパートナーには、韓国の大手総合電機メーカーであるサムスン電子が名を連ねており、最先端のスマートフォンやウェアラブルデバイスが展示される予定です。サムスン電子のCMO小林謙一氏は、地域創生プロジェクトとしてNTTドコモとタッグを組むことで、新たな価値を提供していく意向を示しました。
また、TGCには「DREAM KIDS DANCE AUDITION」が併設され、地域の子どもたちの夢のステージが用意されています。名古屋出演を果たすためのオーディションが開催され、地域の若い才能を育む取り組みも進められています。
「あいち・なごやFASHION DAYS」との連携
イベントはさらに、2026年に行われる「あいち・なごやFASHION DAYS」と連動しており、愛知の繊維や伝統工芸、発酵食など多様な文化を発信します。このようにTGCは単なるファッションイベントに留まらず、愛知の地域経済活性化を促す重要な役割を果たします。
結論として、TGC in あいち・なごや 2026は、愛知の伝統と革新が出会う場であり、その全貌は今後ますます明らかになっていくでしょう。新しい時代のエンターテイメントが愛知から世界に向けて発信される瞬間を、ぜひお見逃しなく!