大阪万博とファイテック
2025-08-13 00:19:28

ファイテックが大阪・関西万博の運営参加を発表し防火安全に貢献

株式会社ファイテック、大阪・関西万博への参加を正式発表



2025年7月30日、愛知県大口町に本社を置く消火剤メーカー、株式会社ファイテックが大阪・関西万博の運営においてサプライヤーとしての役割を担うことを公式に発表しました。この発表は、多くの注目を集め、万博の運営における防火安全体制に大きな影響を与えることでしょう。

万博を安全に楽しむための取り組み



ファイテックは、万博の公式協賛企業、株式会社たまゆらと連携し、「ファイテック×たまゆら」として、防火安全体制の支援に取り組んでいます。具体的には、ファイテックの自社製品である「ファイテック投てき用消火用具」を万博会場に提供し、来場者が安心して楽しめる初期消火体制の強化に寄与することを目的としています。

この取り組みは、万博協会の「すべての来場者にとって快適で安全な会場づくり」との趣旨にも合致しています。ファイテックの企業理念である「火災から一人でも多くの人命を守り、人類社会に貢献する」という思いが、このプロジェクトに込められています。

テクノロジーを駆使した防災ソリューション



ファイテックは、長年にわたり消火剤開発で培った技術を活かし、AIやIoT、ドローンなどの最新技術を導入しています。特に、社内では先端技術の導入を進めており、環境への配慮と消火性能の向上を目指しています。

今後、ファイテックは万博を通じて、来場者への防火意識の啓発を進めていく考えです。また、この活動は安全・安心な社会の実現に寄与し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にもつながります。

林社長の意気込み



株式会社ファイテックの代表取締役社長である林富徳氏は、「このたび、大阪・関西万博という世界的な舞台で当社の製品を通じて防災に貢献できることを光栄に思います」と述べています。
この理念のもとで、ファイテックは最先端技術とパートナー企業との連携によって、安全で持続可能な未来社会の実現を目指していきます。

会社概要と主力製品



株式会社ファイテックは2010年に設立され、愛知県大口町に本社を構えています。消防関連の化学製品を開発・製造する企業であり、現在では海外48カ国にも事業を展開しています。
主力製品には「ファイテック投てき用消火用具」や「天ぷら油用消火剤」、「業務用消火スプレー」などがあり、消火業界のニーズに応えた製品を提供しています。

同社はまた、ヘリコプター用消火剤注入システム「FEI」を開発し、林野火災対策としても活用されています。防災テック企業としての地位を確立しつつ、社会課題へのソリューションを追求する姿勢が評価されています。

未来へ向けての取り組み



ファイテックは引き続き、高品質な製品と先進技術を提供し、安心で持続可能な社会の構築に寄与していく意向を示しています。万博を通じて、世界中の来場者に防火の重要性を伝え、安全で快適なイベント体験を提供することが目標です。

この取り組みは、単に消火機器を提供するだけでなく、防災意識を高めるための啓発活動につながるのです。


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