東員町の最新の財務会計システム導入で行政のデジタル化を推進

東員町の新たな一歩：FAST財務会計導入によるデジタル化

三重県東員町が、最新の財務会計システム「FAST財務会計」を導入し、行政運営のデジタル化を推進することが決まりました。この取り組みは、ジャパンシステム株式会社が提供するもので、三重データ通信株式会社が開発した文書管理システムとの連携によって、業務の効率化とペーパーレス化を実現することを目的としています。

現状と課題

東員町では、現在使用中の財務会計システムが保守終了を迎え、新しいシステムの導入が急務でした。また、行政評価や実施計画は主にExcelファイルで管理されており、予算編成におけるデータの連携に課題がありました。こうした問題を解決するため、三重データ通信が提案したのが「FAST財務会計」と文書管理システムの連携です。

FAST財務会計の特長

「FAST財務会計」は、行財政運営のPDCAサイクルを強化するための優れたソリューションです。このシステムは、40年以上にわたり日本の地方公共団体の財務会計業務を支えてきた実績があります。すでに全国で270団体以上に導入されており、特に東京都特別区では12の団体で使用されています。この信頼性の高いシステムにより、東員町の行政運営が大きく変わることでしょう。

町の声：東員町財政課の期待

東員町の財政課において、岩佐浩二様はこのシステム導入の意義を強調しています。彼は、「財務会計システムの改善は、庁内業務のペーパーレス化と効率化において大きな効果をもたらすと考えています。」と述べています。電子契約や電子請求を進めるためには、システム間のスムーズな連携が不可欠であり、そのための基盤を整えることが今回の導入で可能になると期待されています。