新入社員調査
2026-06-22 11:19:16

2026年度新入社員調査:高い成長意欲の背景に潜む行動欠如

2026年度新入社員の成長に対する意識調査



2026年度入社の新入社員に関する調査が行われ、その結果が発表されました。この調査では、働く価値観や成長意欲について深掘りされています。調査は、ALL DIFFERENT株式会社とラーニングイノベーション総合研究所によって実施され、新入社員の成長に関する実態が浮き彫りとなりました。

目を引く結果の数々



やる気度は高い


調査によれば、2026年度新入社員の87.9%が「今の仕事に対するやる気が高い」と回答しています。この数字は、過去10年間で見ると2番目の高さを記録しており、彼らの積極的な姿勢が伺えます。しかし、この高いやる気が具体的な行動に結びついているかは疑問です。

スキルアップへの取り組み


スキルアップについて尋ねたところ、「特に何もしていない」と答えた新入社員は31.4%と最多でした。これに対し、「人脈を通じて学ぶ」や「学習アプリを利用する」といった回答は続きましたが、具体的な行動に至っていないことが明確です。この点から、彼らは形式的には学ぼうとしているものの、実際の行動は少ないことが浮かび上がります。

希望する学びと主体性


今後取り組みたいスキルアップについては、64.3%が「仕事を通じたスキルアップ」を挙げています。これは12年連続での首位ですが、割合は減少傾向にあります。また、自分で目標を立てることに積極的な姿勢を見せているものの、実際の行動が伴っていないという矛盾も見受けられました。定めた目標に向かう意欲は感じられるものの、自らの力で進む自走型よりも、指導を受けながら進む伴走型の傾向が見て取れます。

成長に必要な成功体験


成功体験は、約67.1%の新入社員が成長に必要だと感じています。対して失敗体験は58.1%が必要だと感じつつも、その割合は徐々に低下しています。このことからも、彼らの成長に対する価値観がより成功志向を強めている点が読み取れます。

身につけたいスキル


新入社員にとって、ビジネスマナーが71.9%という高い割合で身につけたいスキルに挙げられています。次いで専門的なスキルや思考力なども求められていますが、具体的な研修や学びの場が果たして提供されるかが重要となります。これらのスキルが社会で活かされるためにも、企業側の支援が必要です。

評価されたいこと


最後に、これから評価されたい点では、56.4%が「取り組み姿勢」を挙げています。努力や頑張り、素直さなどが重視されているという点は、社会人としての基盤を形成するためにも欠かせない要素です。

まとめ


調査結果を総合すると、2026年度の新入社員は仕事への意欲は非常に高いものの、具体的な行動が伴っていない可能性が高いことが明らかとなりました。そのため、企業側は新入社員が主体的に動き、自発的に学ぶ環境を整える必要があります。また、成功経験を積む機会を多く持たせることで、彼らの成長を促進することも忘れてはなりません。安全に成長できるような教育環境を整えていくことが求められています。


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