第24回RELO CLUB全日本企業対抗ゴルフトーナメントの結果
2025年9月13日、静岡県御前崎市にある静岡カントリー浜岡コース&ホテルで、日本最大級の企業対抗ゴルフ大会「第24回RELO CLUB全日本企業対抗ゴルフトーナメント」が開催されました。この大会は、企業の福利厚生を支える株式会社リロクラブが主催し、全国から選抜された83チームが真剣勝負を繰り広げました。
雨の中での熾烈な戦い
当日は天候に恵まれず、降ったり止んだりする雨の中での競技となりました。天気予報でも大雨の懸念があり、事前に9ホールに短縮される苦渋の決断が下されました。選手たちはこのタフなコンディションに対応しなければなりませんでしたが、それでも彼らの競技への情熱は強かったです。
大会は、9ホールの競技を2つのスタート組に分けて行われ、それぞれのスタート組において優勝チームが決まる形式でした。特に接戦が繰り広げられたのは、豊後プロパン、住友ゴム工業、東ソー、愛三工業が151ストロークで並んだ高松OUT・小笠INスタート組でした。最終的に、豊後プロパンが前半のスコアで2アンダーを記録し、見事な勝利を収めました。
一方の高松IN・小笠OUTスタート組では、戸祭建設、富士通、コスギ不動産HDが154ストロークで接戦を繰り広げ、戸祭建設が初優勝を果たしました。彼らは天候に負けることなく、最後まで冷静にプレーし続け、大きな成果を得ました。
優勝チームへの道のり
豊後プロパンにとって、この勝利は二度目の栄冠であり、大会当初から強豪の名を持つチームでした。選手たちは、9ホールという短い試合での戦略をしっかりと立て、集中力を高め合った結果が実を結びました。
一方で戸祭建設は、何度も挑戦を重ねてきた中での初優勝という快挙でした。早めのスタートが功を奏し、「まさかの優勝」となったことは、彼らの努力と団結力の賜物です。
大会後の展望
このような接戦は、大会全体のレベルアップを示す好材料となりました。参加チーム数は年々増加し、キャンセル待ちが出るほどの人気を誇ります。リロクラブの方針として、企業の福利厚生を活かしつつ、異業種交流が進むことを目指しています。この大会を通じて得られた友情や連帯感、そしてフェアプレイの精神は、企業活動においても重要な要素です。
来年の春季団体戦に向けての募集も始まる予定で、さらなる参加者の増加が期待されています。これからもリロクラブは、企業間の交流の場を提供し続け、健康経営に寄与する活動を展開していくことでしょう。
まとめ
第24回RELO CLUB全日本企業対抗ゴルフトーナメントは、雨で難しいコンディションの中でも、選手たちの熱気と意気込みが光る大会となりました。豊後プロパンと戸祭建設の優勝は、それぞれのチームの努力と意欲の証です。今後の大会も楽しみにしたいと思います。