バッファローが10Gbps対応LANボード「LGY-PCIE-MG3」を11月より発売へ

バッファロー、次世代LANボードを発表！

2025年11月下旬、株式会社バッファローが新たに10Gbpsマルチギガ対応LANボード「LGY-PCIE-MG3」を発売します。この製品は、高速な10GbEネットワーク環境を手軽に利用できる優れた機能を備えています。

高速通信の実現

「LGY-PCIE-MG3」は、PCI Express Gen4.0に対応しており、従来のGen3.0に比べ2倍の帯域を持っています。このため、×1レーンであっても最大10Gbpsの通信速度を安定的に実現します。特に10GbEに対応したNASやスイッチの導入と相まって、10Giga化を大きく推進する製品です。

一般的なカテゴリー5eやカテゴリー6のLANケーブルを使用することで、5GbEまたは2.5GbEの通信も行え、さらなるネットワーク環境の向上が図れます。このことで、様々な環境で利便性を感じられることでしょう。

スリムPCでも取り付け可能

このLANボードは、スリムPCへの設置も簡単です。付属のロープロファイルブラケットを使用することで、スペースを有効活用したいユーザーにも最適な選択肢となります。

遠隔操作も可能

「LGY-PCIE-MG3」では、ハードウェアによるWake on LAN（WoL）機能がサポートされており、遠隔地からパソコンを起動することが可能です。外出先からのアクセスもスムーズに行えるため、ビジネスシーンでも大変便利です。

ソフトウェア対応

このLANボードは、Microsoft社のWindows Server 2019/2016に対応し、ネットワーク上の転送効率を向上させる「Jumbo Frame」16Kにも対応しています。これにより、大量のデータを効率的に送受信することができ、特にデータセンターや企業のネットワークでの利用に理想的です。

ただし、通信速度が最大限に発揮されるためには、接続するNASやサーバー、スイッチなども同様に10GbEまたはそれ以上の対応が必要です。したがって、全体のネットワーク環境を整えることが重要です。