愛知・岡崎で開催！徳川家菩提寺のデジタルアートナイト2025

愛知・岡崎の大樹寺が魅せるデジタルアートナイト2025

2025年1月17日（金）から19日（日）にかけて、愛知県岡崎市の大樹寺で「徳川将軍家菩提寺成道山大樹寺デジタルアートナイト 2025」が開催されます。これは、岡崎市ナイトタイムエコノミー推進協議会が主催し、株式会社一旗がプロデュースした特別なイベントです。

デジタルアートナイトの見どころ

この催しでは、松平家・徳川将軍家の歴史を体感できる貴重なプロジェクションマッピングが行われます。具体的には、愛知県指定有形文化財である山門の壮麗な建築に、大方丈の障壁画を始めとした多くの文化財をテーマにした映像が投影されます。さらに、大方丈には冷泉為恭筆の障壁画や位牌堂が幻想的な光で彩られ、夜ならではの雰囲気を楽しむことができます。

特に注目すべきは、重要文化財に指定されている「板絵著色杉戸絵」や「小方丈杉戸絵」などの高精細デジタルデータが初めてプロジェクションマッピングに活用される点です。これにより、来場者は46年以上も公開されていない文化財の美しい世界を再現した映像を間近で体験することができます。

参加情報と料金について

イベントは、全日程で17:30から21:00まで行われ、プロジェクションマッピングは約7分間のコンテンツを3分のインターミッションを挟んで連続展示します。屋外で行われるプロジェクションマッピングの観覧は無料で、事前申し込みは不要です。

一方、夜間特別拝観は大人800円、小中学生500円、未就学児は無料でアクセスが可能です。料金は、当日受付時に現金での支払いとなりますのでご注意ください。

グルメとライトアップも楽しもう

また、会場内では岡崎市ならではの食文化を感じられる飲食エリアも設けられます。「八丁味噌焼きおにぎり」や「鯛の天ぷら」など、地域の特産を生かしたメニューを楽しみながら、デジタルアートとのコラボレーションを味わえます。

境内では、重要文化財である多宝塔を含むライトアップも行われ、夜の空間が美しく彩られます。観覧したい方は是非、早めの時間にお越しください。

アクセス方法とシャトルバス

大樹寺へのアクセスは、公共交通機関を利用するのが便利ですが、臨時の無料シャトルバスも運行しています。期間中の特定日時に限られていますが、東岡崎駅からのアクセスが可能です。駐車場は限られた台数のみ提供されているため、公共交通機関やシャトルバスの利用をおすすめします。

最後に

「徳川将軍家菩提寺成道山大樹寺デジタルアートナイト 2025」は、文化財と最新のデジタル技術が融合した、特別な体験となること間違いなしです。夜空の下、神秘的な光のアートに包まれながら、歴史の深みを感じられるこのイベントにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。すべての人々にとって、心豊かな時間になることでしょう。