名古屋発のスタートアップ、J-Startup CENTRALに選出
名古屋大学から誕生したディープテックスタートアップ、株式会社マップフォーが、新たに始まる『J-Startup CENTRAL(第五期)』に選ばれました。このプロジェクトは、経済産業省中部経済産業局とCentral Japan Startup Ecosystem Consortiumが共同で推進しており、優れたスタートアップ企業に対する支援を展開します。マップフォーは、これまでの取り組みが評価され、選定される運びとなりました。
J-Startup CENTRALの概要
『J-Startup』は、日本のスタートアップを支援する全国的なプログラムで、経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局を務めています。このプログラムでは、ベンチャーキャピタリストやアクセラレーター、大企業のイノベーション担当者などの推薦に基づき、スタートアップ企業を選定し、集中された支援を行います。
特に、『J-Startup CENTRAL』は、地域特化型の支援プログラムであり、Aichi Nagoya Startup Ecosystem Consortiumが主体となっています。名古屋市や愛知県、名古屋大学などが関与し、地域のスタートアップの成長を支えようとしています。選ばれた企業には、政府の優遇措置や資金支援だけでなく、ビジネスマッチングの支援など多岐にわたるサポートが提供されます。
支援内容の詳細
今回受ける支援内容は、多岐にわたります。具体的には、以下のような内容が含まれています:
- - 政府政策の優遇措置:名古屋市が行っているスタートアップ企業支援補助金や、政府調達案件への入札機会の提供。
- - 資金支援:特に事業拡大に向けた財政的支援が得られるほか、さまざまな補助金の優遇が受けられます。
- - 企業ネットワーキング:サポーター制度による企業連携強化や、行政と支援機関によるビジネスマッチング支援も行われます。
- - プロモーション支援:公式サイトでの優先的なプロモーションや、セミナー、イベントでのピッチ機会の提供など、広報面でも支援が得られます。
マップフォーの特徴とこれからの展望
マップフォーは、2016年に設立され、3次元地図や環境認識技術の社会実装を目指してきました。公式に発表されたビジョンは、「社会の変革と創造へ、技術で導く。」というもので、自動運転技術を始め、測量やロボティクス分野など、幅広い領域で活躍しています。
選定された2025年4月10日には、ナゴヤイノベーターズガレージで開催される『J-Startup CENTRAL 第五期選定記念ピッチ&交流会』でのピッチも予定しており、より多くの人々に自社技術の可能性を伝えていく機会となります。
名古屋を拠点にするマップフォーが、今後どのように成長していくのか、またその技術が社会にどう影響を与えるのか、非常に楽しみです。最新情報については、
公式ウェブサイトで随時更新されるでしょう。
マップフォーは、愛知県名古屋市中区錦二丁目のI-FOREST名古屋伏見5階に本社を構え、今後も高精度な3次元データの提供や、自動運転システムの攪拌など、社会の様々な分野で応用される技術開発を行っています。ぜひ彼らの進展に注目してください。