岡本洋子写真展「新・植物百景」がTHE GALLERYに登場！

岡本洋子写真展「新・植物百景」の紹介

2026年1月6日より、ニコンプラザ東京および大阪の写真展会場「THE GALLERY」で開催される岡本洋子の写真展「新・植物百景」が注目を集めています。これは、株式会社ニコンイメージングジャパンが主催する特別な展覧会です。岡本氏が捉えた「植物」の様々な姿を通じて、私たちの身近にある自然の美しさを再認識させてくれる作品が並びます。

写真展のテーマ

作家の岡本は、身近に存在する花や木々が特別な被写体ではないと前置きしつつ、その多様性に魅了されています。彼女にとって植物は無限のバリエーションを持つ存在であり、色や形、質感がそれぞれ異なることこそが大きな魅力なのです。幼少期に過ごした武蔵野の原野での遊びを思い出しながら、植物への愛情は深まります。学校から帰ると、夕方まで夢中になって遊んでいた記憶が今でも心に残っているそうです。

特に花に対する鹿の愛情は特別で、また、成長段階や季節によって変化する植物たちの姿は、見ている者を飽きさせません。岡本は、「何気ない瞬間がいかに重要で、美しいかを見つけ出して、ファインダーを通してそれを切り取ることが心地よい作業だ」と語っています。

展覧会での作品展示

「新・植物百景」では、岡本の独自の視点とフレーミングを通じて捉えられた植物たちの新たな姿が披露されます。驚くべき形や質感の変化に触れ、気づかないうちに見逃していた自然の美しさを再発見できることでしょう。何気ない植物が数倍も面白くなる、その魅力に触れられる展示です。

岡本氏は、植物たちへの深い思いを込めた作品を通じて、観る人々に共感を持ってもらえることを期待しています。彼女にとっての一期一会の植物風景が、訪れる人にとっても感動を与えられることを願っているのです。

岡本洋子のプロフィール

岡本洋子（おかもとようこ）は、東京に拠点を置く写真家であり、東京農業大学で生物学を学んだ後、写真の道を志しました。彼女は、会社勤務を経て日本写真芸術専門学校で学び、名だたる写真家のアシスタントを経て独立。花や植物、風景写真を主に手がけてきました。特に、岡本は“こだわり花クラブ”を主宰し、多くの講座や撮影会で指導を行っており、その活動は多岐にわたります。

また、彼女の過去の実績として、2022年には東京・大阪・名古屋・札幌で写真展の開催や、関連書籍の出版も達成しています。さらに、2024年には福島市での企画展も控えるなど、精力的に活動しています。