高所作業の救世主『柵っとバリケードミニ』が登場
2025年12月15日、株式会社レンタルのニッケンは、株式会社竹中工務店および株式会社アルモと共同開発した高所作業車用の新商品『柵っとバリケードミニ』の発表を行いました。この新しい商品は、作業現場における安全性を向上させつつ、作業効率も大幅に改善することを目指しています。
開発の背景
従来、高所作業車を用いた作業では、周囲の安全確保のためにカラーコーンを使用して立入禁止エリアを設ける方法が主流でした。しかし、この方法にはいくつかの課題が存在しました。作業車が移動するたびにカラーコーンの配置を変更しなければならず、これが作業員にとって負担となり、効率的な作業を妨げていたのです。
これを解決するために、『柵っとバリケードミニ』は開発されました。この新商品は、作業の合間に高速で移動できるため、負担を軽減しながらも安全性を確保します。
商品の特徴
『柵っとバリケードミニ』は、マグネット固定式アルミポールを使用しており、その設置も驚くほど簡単です。
1.
簡単取付: マグネットで固定されているため、手軽に取り付けが可能。
2.
スイング機能: 左右180度にスイング伸縮可能で、柔軟な設置が実現。
3.
周囲の安全を簡単に確保: ポールにロープを渡すことで簡易的に周囲を囲うことができます。
4.
移動可能: 設置後もそのまま走行可能なので、作業の続行を妨げません。
5.
効率的な作業: 作業量が軽減し、効率的に作業を行うことができるのです。
このバリケードは、最小寸法324.71mmから最大474.71mmまで調整可能で、300・350・400・450mmの内寸法の4段階で長さを設定することができます。軽量設計で、重さは約0.4kg、一人の作業員でも扱いやすいのが特徴です。
今後の展望
「柵っとバリケードミニ」の発表を受けて、レンタルのニッケングループは今後も「お客様の困った」に耳を傾け、さらなる商品の開発に力を注いでいくとしています。
この製品は、現場での安全性を高めるだけでなく、効率的な作業を支援するものです。建設業界が直面しているさまざまな課題を解決するために、今後も注目が集まることでしょう。
安全第一、そして効率重視の現場作業を実現する『柵っとバリケードミニ』。ぜひこの商品の導入を検討してみてはいかがでしょうか。