名古屋で子どもの貧困対策フォーラムが最終回を開催
2026年1月19日(月)、名古屋市の中日ビルにて「子どもの貧困対策 東海北陸フォーラム」が開催されます。このフォーラムは、公益財団法人「あすのば」が主催し、子どもたちが直面する経済的困窮やその背後にあるさまざまな問題について、地域での解決策を考えるための重要なイベントです。今日は、フォーラムの内容や背景について詳しくご紹介します。
フォーラムの目的
今回のフォーラムは、経済的困難に直面する子どもや若者の「絶望の連鎖」を断ち切るために必要な取り組みを探るものです。子どもたちの貧困は、単に経済的な問題だけでなく、教育や健康、家庭環境など多方面にわたる影響を及ぼします。そのため、地域社会が連携し、解決策を模索することが求められています。
開催の背景
「あすのば」は、全国各地での「キャラバン」を通じて、自治体や支援団体との関係構築を行ってきました。この取り組みの中で、県を超えた連携の重要性を再認識し、2023年11月から地域ごとのフォーラムを実施してきました。名古屋で開催される東海北陸フォーラムは、その集大成ともいえるイベントとなります。
プログラム内容
このフォーラムでは、参加者が実効性のある施策を考えるための基調講演やパネルディスカッションが行われます。まず、基調講演には、超党派の「子どもの貧困対策推進議員連盟」会長である田村憲久衆議院議員が登壇します。
さらに、「あすのば給付金受給者6千人調査」の結果を地域別に発表し、そのデータをもとに参加者が議論する機会も設けられています。パネルディスカッションには、地域で活躍する支援者が参加し、実情を踏まえた具体的な提言が行われます。
参加方法
このフォーラムは無料で、会場での参加は150人、オンラインも可能で500人まで参加できる人数制限があります。参加希望者は、公式サイトから事前に申し込む必要があります。参加申込は以下のリンクから行えます。
後援・協賛・助成
このフォーラムは、こども家庭庁、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県、名古屋市、愛知県教育委員会、中日新聞社などの後援を受けており、中部日本ビルディング株式会社が協賛しています。また、公益財団法人キリン福祉財団からの助成も受けています。
まとめ
「子どもの貧困対策 東海北陸フォーラム」は、子どもたちの明るい未来に向けた貴重な枠組みとして、地域業者や学校、家庭がより良い社会を築くために必要な知見を共有する機会です。皆様もぜひご参加いただき、共に考える場を持ちましょう。