小沢小と小島梨
2026-09-11 10:41:42

豊橋・小沢小学校で地元の特産「小島梨」を味わう行事が開催

豊橋市にある小沢小学校では地域特産の「小島梨」を楽しむ行事、「小沢を味わう会」が行われました。2026年9月5日、このイベントには1年生から6年生の84人の児童が参加し、自分自身で持参した包丁を使って、一つ一つの梨の皮をむく作業に挑戦しました。

地元特産物を愛する恒例行事


豊橋市南部に位置する小沢小学校は、周囲に広がる梨畑とともに、地元の特産「小島梨」の生産が盛んな地域です。この行事は1998年から行われており、児童たちは刃物の正しい使い方を学びながら、地域の特産物に親しむ大切な時間を過ごしています。昔は皮むきの長さを競っていましたが、ここ数年は味わうことを重視した内容に変更され、児童たちはそれぞれのスタイルで皮むきに取り組んでいます。

夏休み中からの準備


今年の行事では使用する梨は「豊水」で、小島梨組合が児童の人数分を用意しました。梨の大きさも均一に揃えられ、児童たちが自宅で練習を重ねた成果を発揮し合う場となりました。1年生と2年生は親の助けを借りながら慎重に皮をむき、掛け声に合わせて包丁を動かす様子が見られました。「一人でむけた!」と胸を張る子どもたちの姿が、微笑ましい瞬間を演出していました。

3年生と4年生は、目標を持って取り組む児童が増え、「皮を薄くむく」ことや「自分一人で全てをやる」ことに挑戦しました。「家で練習した時よりも、皮が柔らかくてむきやすかった」との声も。5年生と6年生になると、経験豊かな様子で皮むきにトライ。梨農家の子は「皮を薄くむこうと思ったけれど、少し失敗しちゃった。でも、家でまたやって、家族に食べさせてあげたい」と意欲を見せていました。

みんなで共に味わう瞬間


皮むきが終わると、クラスメイトたちと共に自分がむいた小島梨の味を堪能しました。「少し酸味がある」「甘さと酸味のバランスがいい」といった、子供たちの声が弾みました。見守った保護者たちも、その光景を見ながら「愛情がたっぷりで、本当においしい」と笑顔が溢れました。

梨の栽培を学ぶ授業


イベントの冒頭では、小島梨組合の朝倉孝樹会長がリモートで挨拶し、今年の梨の状況について話しました。「雨が少なくて、大変だったけど、甘くておいしい梨ができました。ぜひ楽しんでください」との言葉が児童たちを励ましました。また、3年生は総合学習で学んだ梨の栽培方法や品種についてリモートで発表し、参加者たちにクイズ形式で特産物の魅力を伝えました。これにより、児童たちは地元の特産物についてより深く理解し、地域の魅力に触れる機会を得ていました。

地域の宝を次世代に


この「小沢を味わう会」は、単なる皮むきイベントを超えて、地域の特産を理解し、愛する心を育む大切な機会となっています。児童たちがこの体験を通じて、地元の特産物や文化に対する誇りを深め、未来へと継承していくことを願います。地元のおいしい梨を、自らの手でむいて味わうことは、新しい発見とともに、地域への愛着を育む素晴らしい行事なのです。


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