こころのケアミーティング
2026-05-22 12:11:38

精神科訪問看護の新たな支援のかたちへ。eWeLLのこころのケアミーティングレポート

eWeLLの「こころのケア ミーティング」レポート



2026年5月16日、大阪市のTKP新大阪カンファレンスセンターで開催された「こころのケア ミーティング」には、全国から約80人の精神科訪問看護師や介護、就労支援関係者、当事者ご家族などが集まった。このイベントは、eWeLLが共催し、こころの回復をテーマにした参加型で、支援者たちが新しい関わりの方法を学ぶ場となった。

訪問看護と新たな「対話」を求めて


訪問看護は、従来の症状改善や管理といった「管理」から、当事者の「生活」や「本音」に寄り添った「対話」へとシフトしつつある。現場では「対話による支援に手応えを感じない」といった声もある中、本セミナーはこうした課題に向き合い、支援者同士がリカバリーを軸に学び合うことを目的としていた。

講演とトークセッション


イベントでは、4人の専門家が講演やトークセッションを行った。最初に登壇したのは訪問看護ステーションみのりの副社長で、精神科認定看護師でもある小瀬古伸幸氏。彼の講演「対話の実践力」では、対話そのものの意義と体験の重要性が伝えられた。参加者同士でのワークショップも行われ、実践的なスキルを学ぶ機会となった。

次に、eWeLLのランチョンセミナーでは、専門職が本来の看護に専念できる環境整備について話がされ、「管理」を仕組み化することによって負担を軽減し、対話を深める時間を作る重要性が強調された。

午後の時間には、当事者でありピアサポーターの増川ねてる氏が、「当事者が語るリカバリー」について講演。参加者は当事者の生の声に触れ、心の回復についての理解を深める貴重な機会となった。

トークセッションでは、中村義幸氏と野田貴士氏が、精神科訪問看護と就労移行支援の連携について話し合い、データを交えた意見交換が行われた。現場視点からの実践知を共有することで、より良い支援の方法を探るための場となった。

参加者の声


参加者からは、「当事者の方と直接お話しできて良かった」、「増川さんのお話がもっと聞きたかった」という声が寄せられ、学びの場となったことが伺える。また、実践に活かせる知識を得たという声も多かった。

eWeLLの今後の取り組み


eWeLLは、訪問看護専用電子カルテ「iBow」を通じて、今後も医療現場の質と生産性の向上に寄与することを目指している。支援者が「本来の看護」と「本来の対話」に専念できる環境作りを進めていく意向を示している。

このイベントを通じて、精神科訪問看護の新たな支援のかたちが模索され、今後も多くの学びの場が提供されることが期待される。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

関連リンク

サードペディア百科事典: eWeLL 精神科訪問看護 リカバリー

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。