クロスビットが新サービス「らくしふ タレントプール」を正式提供開始
2026年3月4日、株式会社クロスビットは自社専用のスポットワークサービス「らくしふ タレントプール」を正式に提供開始することを発表しました。このサービスは、企業が持続可能な人材活用を行うための新しいアプローチを提供します。
1. 「らくしふ タレントプール」とは
「らくしふ タレントプール」は、自社で過去に働いたことがあるスポットワーカーやOB・OG、さらには応募者などの人材情報を蓄積し、企業の資産として活用します。企業は単発的なスキマバイトを超え、「もう一度働きたい」と思える人材とのつながりを持つことで、持続的な人材活用モデルを実現することができます。
このサービスは2015年3月から一部企業での先行導入を経て、ようやく全体への公開が行われます。特に、日本ピザハット株式会社やマルシェ株式会社における活用事例が注目されています。
2. 人手不足という構造的な課題
近年、外食や小売業界では慢性的な人手不足が問題となっています。スキマバイトサービスの普及により、即時的な人材確保が可能になったものの、手数料の高騰や教育コストの増加、サービス品質の不均一などが課題として浮かび上がっています。さらに、多くの人材がライフイベントや就業環境の変化により職場を離れる中、得てして関係が断絶し、それを取り戻すことが難しいという実情があります。
そこで、クロスビットの調査によると、「一度生まれた関係を次につなげる仕組みがない」という問題が浮き彫りになりました。これに対処するために開発されたのが「らくしふ タレントプール」です。
3. サービスの特長
「らくしふ タレントプール」の主な特長は以下の通りです:
- - 専用データベースの構築:自社専用の人材データベースを構築し、再接続が容易になります。
- - 退職後の接点維持:退職時に登録を促すことで、様々なライフイベントで離職した人材ともつながりを保てます。
- - 直接募集が可能:登録者に対し直接募集ができ、外部プラットフォームへの依存を低く抑えます。
- - データ連携:「らくしふ シリーズ」との連携により、シフト管理から人材データの活用までを包括的にサポートします。
4. 期待される活用効果
もたらされる効果は多岐にわたり、以下のような利点があります:
- - 教育コストの削減:業務を理解したワーカーのリピート勤務により、教育にかかる時間が大幅に短縮されます。
- - サービス品質の安定化:継続的に勤務する即戦力が増え、店舗運営が安定します。
- - 人件費の削減:外部依存度を減少させることで、より効率的なコスト管理が可能に。
- - 優秀人材の再活用:人材の循環活用が促進され、出戻り採用などのチャンスが増えます。
5. 実際の導入事例
○ 日本ピザハット株式会社
初期の段階で50名以上のOB・OGが登録したという実績があり、ニーズの高さが伺えます。リピート勤務を通じて、業務の理解が深まり、教育コストも削減されつつあるとのことです。
○ マルシェ株式会社
頼りにできる人材が一覧化され、必要なタイミングで声をかけやすくなったため、運営がスムーズになったと報告されています。また、店長の負担も軽減されているとのことです。
6. 今後の展開
クロスビットは「らくしふ タレントプール」を通じて、関係資産型の人材活用の普及を加速させていきます。特に、多店舗企業や物流業界に向けた展開を強化し、様々な業種における人材基盤の安定構築をサポートしていく計画です。また、「らくしふ シリーズ」の連携を深め、企業が持続的に成長できる環境を整えていくことを目指しています。
詳細情報は
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