岡山大と地域資源
2026-06-13 21:11:23

岡山大学が久米南町で地域資源管理をウェアラブルカメラで記録

岡山大学が久米南町で地域資源管理を記録



岡山県久米南町で、岡山大学を中心に地域のため池及び水路の管理活動が行われました。2026年5月17日、このプロジェクトには岡山理科大学の研究者も参加し、地域の農業生産や防災に欠かせない活動に取り組んでいます。この活動は、トヨタ財団が助成する「人口減少と日本社会」プログラムの一環で、人口減少が進む中山間地域における新たな事業体モデルの構築を目指したものです。

この日、岡山大学の大仲克俊准教授や駄田井久准教授、福田文夫教授、そして岡山理科大学の研究者たちが集まり、ため池の土手の草刈りや水路の清掃などの草刈作業を行いました。作業の模様は、ウェアラブルカメラと360度カメラを用いて記録され、作業者の視点から地域の知識や手順を映像化しました。これにより、作業の内容を第三者が理解しやすく、地域の実践知を可視化することが目指されています。

地域のため池や水路の管理は、地域住民の生活を支える基盤であり、農業生産にも深く関わっています。しかし、人口減少と高齢化が進行する中、こうした共同作業の担い手を確保することが大きな課題となっています。今回の取り組みでは、地域の知恵や技術の継承を図り、新たな担い手を生み出すことが期待されており、地域の持続可能性に向けて具体的な一歩を踏み出しています。

研究者たちは、映像記録を元に地域資源管理のデジタルアーカイブ作成や、作業マニュアルの整備を進める予定です。また、久米南町や地域の関係者と連携しながら、人口減少地域における持続可能な資源管理と、それを支える新たな事業体モデルの構築についても議論を重ねていくとしています。これにより、岡山大学は地域と地球の未来を共創する研究大学としての使命を果たすことを目指しています。

岡山大学は、持続可能開発目標(SDGs)を支援し、地域中核・特色ある研究大学としての役割を強化しています。このような実践を通じて、大学は地域社会と強固な繋がりを持ち、皆が共に成長・発展することを目指しています。今後の進展に期待が寄せられています。


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