宮崎県の新たな味覚、「みやざきLFP商品」が誕生！地域資源を活かした逸品たち

地域創生の最前線、宮崎が生む新たな味覚

宮崎県は、日本のひなたとも称されるほど日照時間が豊富で、うっとりするほどの自然に恵まれた農産物の宝庫です。そんな宮崎で、地元の特産品を活かした新商品が続々と誕生しています。その名も「みやざきLFP（ローカルフードプロジェクト）」です。今年で4年目を迎えるこのプロジェクトは、地元の農業の新たな価値を創造するための取り組みであり、地域の農業者や事業者の高い技術力と発想力が結集された逸品が生まれました。今回は、その中から特に注目の3つの商品を紹介します。

地元の味を感じる「素材がぜ～んぶ宮崎餃子」

宮崎産の小麦粉と米粉を使用したモチモチした皮で、日本農業遺産に認定された「大根やぐら」で干された沢庵を餡にした「素材がぜ～んぶ宮崎餃子」。餃子の消費量が全国トップクラスを誇る宮崎県で、地元の「野崎漬物株式会社」と「餃子ハチサンイチ」が共同開発したこの商品は、薄くてモチモチの皮とゴロゴロとした餡の食感が魅力です。たれなしでも美味しく楽しめるため、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持されることでしょう。販売は12月から始まる予定で、宮崎の味わいをぜひ堪能してみてください。

グレープフルーツと和紅茶のリキュール「温心」

次に紹介するのは、「温心（おんしん）」というリキュールです。宮崎産のグレープフルーツと和紅茶を使用し、地元の焼酎をベースにしたこの製品は、県内の複数の事業者の協力によって誕生しました。手に取りやすいパッケージデザインが施されており、女性も楽しみやすい商品となっています。アルコール度数15度のこのリキュールは、炭酸で割って爽やかに楽しむことができるほか、「甘酒割り」といったオリジナルの飲み方もおすすめです。現在は、2025年1月7日まで大阪で期間限定テスト販売中ですので、ぜひお試しを。

アスリート向けの栄養補給に最適な「ポン・ビッツ」

最後に紹介するのは、宮崎県を訪れるアスリート向けに開発された「ポン・ビッツ」というシリアルバーです。グルテンフリーでビーガン対応のこの商品は、小麦粉や乳製品を一切使用していないため、健康志向の方や体調管理に気を使うアスリートにはピッタリの食品です。サクサクとした食感で、トレーニングやちょっとした隙間時間の栄養補給として気軽に楽しめます。また、今後は米粉と玄米を使ったブレンドパンや、野菜ピューレを使ったミニパンなど、さらなる商品展開も予定しています。

みやざきLFPプロジェクトの意義

「みやざきLFP（ローカルフードプロジェクト）」は、地域の新たなビジネスモデルを創出する主要な取り組みであり、農林水産省が進める地域食品産業連携プロジェクトの一環として位置づけられています。多様な業種が連携することで、各々の強みを活かし、地域資源をフルに活用した新たなビジネスを生み出すことを目指しています。

これからも、みやざきLFPから生まれる数々の新商品にぜひご注目ください。地元の特産品を使用したこれらの逸品は、宮崎県の豊かな自然と技術力が詰まった、まさに地域の宝と言えるでしょう。今後の商品展開にも期待が高まります。