株式会社CaTeが新たな資金調達を実施
株式会社CaTe(本社:東京都文京区)は、2025年11月にシリーズBラウンドの最終クローズとして、三井住友信託銀行とごうぎんキャピタルからの資金調達を行いました。今回の資金調達により、累計で約17.3億円の資金を確保。これにより、医療機器、特に心臓リハビリプログラムの研究開発への投資をさらに強化していく方針を明らかにしました。
CaTeは設立以来、合計で約25億円の資金調達を行い、この資金を元に心臓リハビリの重要性に注目し、患者や医療従事者にとって使いやすいリモートシステムの開発を急ピッチで進めています。
心臓リハビリシステムの重要性
心疾患は日本人の死因の中で、特に多くの人々に影響を及ぼしています。再入院や再発のリスクを下げるためにも、心臓リハビリは非常に重要な役割を果たします。しかし、これを実施するには通院が必要で、時間的、物理的な制約から参加率が低下しています。CaTeはこの問題を解決しようとしており、具体的には自宅で心臓リハビリが行えるリモートシステムの開発に取り組んでいます。
この取り組みに対して、三井住友信託銀行の米田氏は、心臓リハビリの実施率の向上が日本の健康状態を改善する一助になると期待を寄せています。またごうぎんキャピタルの井田氏も、家庭でのリハビリが患者だけでなく、その家族にとっても安心感を与えるとコメントしています。
企業のビジョンと未来への展望
CaTeのCEOである寺嶋一裕氏とCFOの宮崎友騎氏は、「今回の資金調達が、我々が次のステージに進むための基盤となる」と語り、期待を寄せる声が多いことを実感しています。心臓リハビリに対するニーズの高まりを受け、患者様により良い治療法を提供できるよう、引き続き努力を重ねていくと意気込みを示しました。
また、CaTeは『Exercise is Medicine』の理念に基づき、健康で活気ある社会の実現に向けて持続的な成長を続けることを目指しています。これからの活動に目が離せません。
会社概要
株式会社CaTeは2020年3月に設立され、東京と名古屋の二拠点で医療機器の開発を手掛けており、第二種医療機器製造販売業の資格を取得しています。今後も地域貢献に力を入れながら、医療分野の発展に寄与していく風景が期待されます。
【所在地】
東京本社: 〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-13 スカイビジョンビル5階
名古屋本社: 〒466-0064 愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号 STATION Ai 内
【公式サイト】
CaTe公式サイト
新たな時代の医療機器開発に向けた挑戦を続ける株式会社CaTeに、今後も注目していきましょう。