安全な職場をつくる
2026-06-26 11:01:40

職場の心理的安全性向上に繋がる日常の雑談とは?

職場の心理的安全性向上に繋がる日常の雑談



近年、職場における心理的安全性の重要性が高まり、多くの企業がその向上に向けた施策を導入しています。特に1on1ミーティングが注目されていますが、最近の調査結果によると、最も効果的な施策は「日頃の雑談」であることが明らかになりました。今回は株式会社IKUSAが実施した実態調査を通じて、職場での心理的安全性を高めるための実践的な有効施策を掘り下げてみます。

調査概要



株式会社IKUSAは、職場のリーダーシップ、1on1、心理的安全性について、一般社員400名を対象に調査を実施しました。その中で、心理的安全性を向上させる施策として最も支持を集めたのが、異論を恐れずに話せる環境を作り出す「日頃の雑談」で、実に45%がこれを選択しました。

一方で、1on1を挙げたのは23.3%と約半数の支持しか得られませんでした。調査結果をみると、企業が日常のコミュニケーションの重要性を鑑みていないことが示唆されます。特に、1on1が制度として実施されているにも関わらず、実際の効果を感じているのは、日常的なコミュニケーションに他ならないのです。

本音を話せない現実



興味深いことに、総数の約30%が職場で本音を言えないと回答しています。「言いにくい」と「全く言えない」を合わせると、相応しい環境が整っていないことが伺えます。特に、心理的安全性が低いと感じる瞬間は、「ミス・失敗を報告するとき」が35%と最も多く、次いで「反対意見を述べるとき」が29.3%となっていました。これらの結果は、ミスや異論をオープンに話すことがいかに難しいかを物語っています。

理想のリーダー像



職場において、リーダーに期待されるスキルは「決断力」が78%と圧倒的に支持されている一方で、「公平さ」や「コーチング力」もそれぞれ43.8%、39.0%と高い支持を得ています。求められるリーダー像は「チームワーク重視型」であり、メンバーとの関係構築が求められていることも分かります。リーダーは、ただ指示を出すだけではなく、部下の意見を重視し、失敗を受け入れる文化を実践する役割が期待されています。

心理的安全性向上には日常の関係性がカギ



調査結果を通じて浮かび上がったのは、心理的安全性は日頃の雑談や感情の共有によって育まれるということです。定期的な1on1ミーティングが必ずしも有効でないことが示された今、企業はよりオープンなコミュニケーションを促進し、社員が安心して意見を述べることができる環境づくりに注力すべきです。

雑談を生むイベントの開催



IKUSAでは、楽しい体験を通じて社員同士の関係を深めるためのイベントを提供しています。実際にイベントに参加した620名の調査では、70.8%が「イベント後に同僚との雑談がしやすくなった」と回答し、91.6%は「同僚の意外な一面を知った」と答えています。このように、日常的な雑談が生まれる場を作ることが、心理的安全性を高めるための助けとなります。

このように、職場の心理的安全性を向上させるためには、恐れずに本音を語れる、日常的なコミュニケーションの場づくりが欠かせません。株式会社IKUSAはこれからも、社員が楽しく安心して働ける環境づくりのために、様々な取り組みを行っていく所存です。


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