JAXA認定のベンチャー・天地人が自治体総合フェア2025に出展
2025年7月16日から18日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される「自治体総合フェア2025」に、JAXA認定の宇宙ベンチャー、株式会社天地人が出展します。このイベントは、地方自治体の経営革新を目指し、様々な分野の製品やサービスが発表される展示会です。特に、自治体が抱える情報、環境、防災、福祉などに関わる製品を一堂に集め、実務的なソリューションを提案する場として、1997年より続いてきました。
天地人の展示内容
天地人は、ブース「地方共創エリア L-09」において、環境に優しい水道DXソリューション「天地人コンパス 宇宙水道局」を紹介します。このシステムは、衛星データを活用して水道インフラの維持管理を支援するもので、特に漏水リスクの早期発見や管理が特徴です。また、展示ブースでは導入効果の事例紹介や、個別相談も受け付けます。自治体の職員は、実際の運用に役立つ情報や提案を得る貴重な機会となるでしょう。
セミナーの詳細
7月16日(水)14:00からは、福島市上下水道局との協力によるセミナーを開催します。テーマは「福島市における上水道インフラ診断の先端事例」です。このセミナーでは、衛星データとAIを活用して、管路の漏水リスクを可視化する手法についての講演が行われる予定です。
さらに、7月17日(木)には、国土交通省や福島市の協力を得て、老朽化インフラの維持管理についてのセミナーも実施されます。これにより、最新の公共事業の動向や、実際の事例から学ぶ機会を提供します。
自治体上下水道分野の担当者交流会
また、7月16日には17:00から19:00の間に「自治体上下水道分野の担当者交流会」が開催されます。この交流会では、会津若松市と豊田市の実践事例を共有し、参加者同士のネットワーキングを促進します。お互いの知見を有効活用するための場として、多くの自治体の担当者にとって価値ある時間となるでしょう。
「天地人コンパス 宇宙水道局」の機能と効果
「天地人コンパス 宇宙水道局」は、以下の主な機能を持っています:
1.
漏水リスク診断:約100㎡単位で漏水リスクを5段階に評価し、さらに細かいリスク診断が可能です。
2.
管路の更新計画支援:地域特性に応じた更新優先シナリオを柔軟に設定し、効果的な維持管理を実現します。
すでに多くの自治体で導入されており、評価も高まっています。具体的な提案を通じて、限られたリソースの中で効率的な水道事業の運営を共に実現しましょう。
参加方法
参加は無料ですが、事前登録が必要です。興味のある方は、公式ウェブサイトから登録を行ってください。各セミナーや交流会への参加も可能ですので、ぜひお立ち寄りいただき、最新の情報を手に入れてください。
詳細な参加方法や登録リンクは公式ウェブサイト
こちら で確認できます。自治体関係者の皆様にお会いできることを楽しみにしています。