大注目の実証実験!パチンコ業界の顧客ニーズを深掘りする最新技術
愛知県名古屋市に本社を置くSTATION Ai株式会社が、顧客の声を可視化する革新的な実証実験を発表しました。名古屋のオープンイノベーション拠点STATION Aiにおいて、株式会社善都とスタートアップの株式会社はこぶんが協力し、パチンコホールで来店客のホンネを収集・分析する取り組みを開始します。この試みは、顧客のニーズを基にした新たなサービス向上を目指すものであり、業界の注目を集めています。
実証実験の背景
パチンコ業界では、遊技台ごとの稼働データは豊富にありますが、それに伴う顧客データの活用が不十分であるという課題があります。顧客の会員比率が2割以下にとどまる中、来店客が「誰で、なぜ来ているのか」、さらには出玉以外に求めるものは何かを把握するのが難しい状況です。従来のアンケート調査は、店舗側が設計した質問に対する回答を求めるもので、さまざまなニーズを把握するには限界があります。そのため、潜在的な顧客の声を集める新たな手法が必要とされていました。
「ホンネPOST」の導入
今回の実証実験では、株式会社はこぶんが提供するデジタルレター型VOC(Voice of Customer)収集・分析ツール「ホンネPOST」を活用します。これにより、客が自発的に意見を投稿できる仕組みを取り入れ、善都が運営するパチンコホール「ZENT」で顧客のホンネの声を集めます。収集したデータは、生成AIを用いて感情文脈を解析し、自動分類や数値化を行い、可視化します。この方法は、ZENTが選ばれる理由や今後のサービス向上へとつながる情報を引き出すのが目的です。
具体的な施策と成果
この実証実験は、愛知県と岐阜県に展開する一部店舗で、2カ月間にわたって収集されます。最終的には1,000件のデータ収集を目指しています。目的は、来店客のホンネを明らかにし、出玉以外の来店動機や潜在ニーズを把握することです。また、将来的にはこのデータを基にしたリピート施策や新たなサービスの開発にもつなげたいと考えています。
SKIP Focusプログラムの意義
本実証実験は、STATION Aiが提供する有償支援プログラム「SKIP Focus」の一環として進められています。このプログラムは企業が抱える課題を整理し、協業先とのマッチングを実現するための支援を行っており、新規事業を推進できる人材育成を促します。このように、協業によるイノベーション創出の場となっています。
STATION Aiの役割と今後の展望
「STATION Ai」は、スタートアップ企業に対する多彩な支援機能を提供しており、その参加企業は1,100社を超えます。愛知県を中心に、全国各地のスタートアップ企業が集まっており、新規事業創出のための環境が整っています。今回の実証実験を通じて、パチンコ業界の顧客ニーズが明らかになれば、さらなるサービスの向上が期待されます。
パートナー企業からのメッセージも寄せられ、協業を通じた新たな道筋への希望が感じられます。顧客のホンネを見える化することで、多様化するニーズに応える新たなビジネスモデルの創出に寄与することを目指しています。今後の展開をぜひ注目していきたいと思います。