愛知が誇る至高の卵「たまゆら琥珀」とその魅力とは
愛知県みよし市に位置する「こはくファーム」は、地域で最も特徴的な養鶏場の一つです。大規模な養鶏場ではなく、小規模ながら高品質な卵を生産しています。このファームが生産する「たまゆら琥珀」は、名古屋や東京のミシュラン星付きのレストランや予約困難店で使用されている最高級卵です。飲食店向けのものが中心で、その取り扱い先の約60%以上がプロのシェフたちです。
「たまゆら琥珀」の魅力はその味わい。一般的な卵の仕入れ価格は1個あたり20円から25円程度なのに対し、この卵はなんと1個400円。そんな高価格でも、シェフたちはその美味しさからこだわりを持って取り入れているのです。彼らが口にするその味は、雑味がほとんどなく、卵白の自然な甘みがあると共通して感じています。
名古屋の老舗ホテルでは、臭みが全くないためカスタードに使われ、エクレアとして提供されています。また別のレストランでは、アイスクリームやチーズケーキなど、卵の香りが前面に出る料理にも広く使用されています。特にミシュラン二つ星の「レミニセンス」では、この卵を贅沢に使った一皿がメニューに上がっています。東京の人気レストラン「アポテオーズ」の北村シェフも、その美味しさに惚れ込み、ぜひ使いたいとリクエストするほどです。
このように「たまゆら琥珀」が生まれる背景には、鶏たちへの細かな配慮がありました。鶏が健康でいられるように調整された特製の飼料が、その卵の美味しさを引き出しているのです。季節ごとに餌を変更し、野菜による色調整は行わず、動物性のタンパク質としてカタクチイワシが給餌されています。イワシを食べることで濃い味わいの卵が得られますが、同時に特有の香りも出てしまうもの。しかし、こはくファームの卵はそのような雑味が一切なく、健康的に育った鶏たちの力強さを感じることができるのです。
さらに、このファームでは海藻類を使用することでミネラルを豊富にし、その栄養価を高めています。これは長年の経験と知識から導き出された完璧な餌の配合によるものです。
愛知県の小規模養鶏場でありながら、「こはくファーム」の卵は東京や名古屋、大阪のトップシェフたちに広く愛用されています。それだけでなく、名古屋市内のサポーレや明治屋、フランテロゼといった食にこだわる店舗でも「千紫万紅」という商品名で販売されており、食の評論家や美食を追求する方々の間でも話題を呼んでいます。
特別な贅沢を提供してくれる「たまゆら琥珀」。その卵を口にすることで、卵本来のスッキリとした甘さや味わいを体験できることでしょう。愛知県の「こはくファーム」と、その誇る卵たちにぜひ触れてみてください。
【こはくファーム】
広報窓口:長瀬/伊藤
TEL:090-4409-0426
Mail:
[email protected]
住所:愛知県みよし市三好町八和田山7-5