セガ エックスディーと電通デジタル、業務提携を発表
ゲーミフィケーションを展開する株式会社セガ エックスディー(セガXD)が、電通デジタルと新たな業務提携を結びました。この提携は、顧客エンゲージメントを向上させるためのソリューション提供を目指しています。新たに発足したクリエイティブチーム「Engage Guild」が、両社の強みを生かした施策を展開します。
提携の背景
昨今、企業のエンゲージメントに関する施策では、1stパーティデータやAIといった最新技術が広く活用されています。これにより、生活者とのOne to Oneコミュニケーションがより一般的となってきた一方で、いかにユニークな体験を提供するかが新たな課題として浮上しています。そこで注目されているのが、ゲームのメカニズムを取り入れた「ゲーミフィケーション」です。これはユーザーのモチベーションを引き出す手法であり、特に日本市場でも今後の成長が期待されています。
セガXDと電通デジタルは、2019年からの資本業務提携に基づき、約5年間の協力関係を持ってきました。このたびの業務提携により、両社は「Engage Guild」という新しいクリエイティブチームを設立し、ゲーミフィケーションを用いた強力な施策の実現を目指します。
提供するソリューション
「Engage Guild」では、ゲームのメカニズムを応用し、ブランドに特有の体験設計を行います。これにより、顧客エンゲージメント施策の深化が期待されています。具体的には、以下のような施策を計画しています:
- - MAやCRMツールを超えた体験アイデアの開発
- - LINEアカウントや自社アプリを用いたエンゲージメント施策の構築
- - ポイントシステムや報酬制度を介した顧客ロイヤルティの向上
- - 社内研修プログラムにゲーミフィケーションを導入し、従業員のエンゲージメントを高める
チームの構成
「Engage Guild」は、プロフェッショナルなメンバーから構成されています。セガXDからは取締役の伊藤真人氏、そして電通デジタルからはエグゼクティブディレクターの潮田健一郎氏が共同代表を務め、両社の専門知識を結集してます。
会社概要
電通デジタルは、クリエイティビティとテクノロジーを駆使して、企業のトランスフォーメーションを推進するデジタルファームです。従来型の枠を超えた新たな価値を共に創造することを目指しています。一方、セガXDは、ゲーミフィケーションを活用し、企業や社会の課題解決に挑んでいる洗練されたテクノロジー企業です。両社は今回の提携を通じて、より革新的な顧客体験の提供を目指すのです。
まとめ
今後、セガXDと電通デジタルが共に展開するクリエイティブチーム「Engage Guild」により、日々進化する顧客ニーズに応えるための新たな施策が続々と立ち上がることでしょう。特にゲーミフィケーションの分野で新たな波を起こすことが期待されており、これからの展開が非常に楽しみです。”