自分だけのお弁当が楽しめる「カスタマイズ弁当」
持ち帰り弁当市場のパイオニア、ほっかほっか亭が新たに提案する「カスタマイズ弁当」が、ついに東日本エリアに進出します。この自分自身の好みに合わせて選べるお弁当は、特に若い世代に人気で、これまでの1号店から50年の歴史を誇るほっかほっか亭の進化を象徴するものと言えるでしょう。
「カスタマイズ弁当」の成り立ち
この「カスタマイズ弁当」は、2024年に実施された武庫川女子大学との産学連携プロジェクトや、新たに出たビジネス創出ワークショップからの声を反映し、作られました。「自分だけのオリジナル弁当が欲しい」という声が集まり、持ち帰り弁当のパーソナライズされたニーズに応えています。もともと近畿エリアの一部店舗でトライアルの運用が開始されており、SNSを通じて多くの20代の顧客を獲得しました。
2025年の拡大とおかずラインナップの増加
2025年9月1日から、ほっかほっか亭は東日本エリアでも「カスタマイズ弁当」の販売を開始します。これに伴い、選べるおかずの種類も16から25へと拡大。豊富な選択肢から自分好みのおかずを選ぶことで、より多様なニーズに応えることが可能になります。追加された新メニューには、野菜を中心に、栄養を考えたラインナップが続々と登場する予定です。
注文プロセスの簡単さ
「カスタマイズ弁当」の注文は非常にシンプルです。まずお気に入りのおかずを25種類の中から選択。次に、基本のお弁当のごはんや容器を決めていきます。おかずは最大5種類まで選べ、自分の好みの味付けも選択できます。これにより、世界に一つだけの「Myのり弁」を作り上げることが可能なのです。
拡大する店舗と地域
「カスタマイズ弁当」は、主に宮城、秋田、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨といった多くの地域に広がります。たくさんの店舗で実施され、各地域での特長を生かしたメニュー展開も計画されています。
例えば、宮城県では新鮮な魚介類を使ったおかず、東京ではトレンドを意識したヘルシー志向のおかずなど、地域ごとの特性を活かしたメニューが楽しめる予定です。
住民の期待とコメント
飯沼俊彦取締役によれば、今回の「カスタマイズ弁当」は、「自由におかずを選ぶこと」が重要であり、成功を収めた近畿エリアでのトライアル運用が東日本進出を後押ししたといいます。顧客にとって、ただの持ち帰り弁当ではなく、自分のライフスタイルや好みを反映した