トヨタコネクティッドが示すAI活用の新たな展望
2026年2月19日、愛知県名古屋市に本社を置くトヨタコネクティッド株式会社は、「TC AI DAY」という社内イベントを開催しました。このイベントでは、生成AIの利用を個人の範疇に留めず、部署やチームでの具体的な取り組みを共有し、実践から得られた知見をもとに全社的なAI活用を促進することを目的としています。
イベントは3つの主要なセクションで構成され、“AI活用アワード”、“AI活用展示会”、そして交流会が開催されました。それぞれのセクションでは、生成AIを業務プロセスに取り入れた実践事例が多く紹介され、参加者にとって非常に学びの多い機会となりました。
AI活用アワード:新たな試み
まず注目すべきは、AI活用アワードです。このアワードには、個人部門が新たに設けられ、個人やチームが生成AIを業務改善にどう活用したかが評価されました。参加者は、自らの試行錯誤の過程を語ることで、具体的な改善内容や工夫を発表し合います。特に目を引いたのは、ファイナリストとして選ばれた5組のケーススタディで、彼らの取り組みを通じて得られた知見は、他の社員にとっても非常に有益な情報源となりました。参加者の中から選ばれたMVP賞とオーディエンス賞は、特に努力が評価された取り組みに贈られ、成果の大小だけではなく、プロセスそのものの重要性が強調されました。
AI活用展示会:実践に即した内容
続いて行われたAI活用展示会では、生成AIを活用した実際の業務改善の取り組みをデモや資料を用いて紹介するブース展示がありました。参加者は、事例を通じて生成AIの具体的な使い方を学び、他部署の取り組みを直接見て学ぶことができます。特に印象的だったのは、参加者たちが積極的に質問している姿で、生成AIに対する関心の高さが確認できました。また、業務時間後に行われた交流会では、仕事を持つ社員も参加しやすい環境を整え、活発なコミュニケーションが生まれました。「他部署の事例を知ることで、自分の業務にも活かせそうなアイデアを得た」との声が聞かれるなど、非常に有意義な時間となったようです。
業務改革の未来へ向けた取り組み
トヨタコネクティッドのBR AXデジタルトラスト推進部は、全社でAIを業務に取り入れるための企画や推進活動を行っており、このイベントを通じてその取り組みを可視化しました。今年の開催は昨年に続いて2回目ですが、昨年からの改善点や新たな試みが盛り込まれており、非常に進化した内容でした。今後も生成AIを活用した業務の効率化に向けた取り組みが期待されます。
イベントの詳細リポートは、トヨタコネクティッドの公式HP及びBR AXデジタルトラスト推進部のnoteにて後日掲載予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。これからの業務改革における生成AIの役割にも注目です。