バッファローとブラザー販売が手掛ける新時代のデータ管理システム

バッファローとブラザー販売が実現する新しいデータ管理

近年、企業活動のデジタル化が進む中、ペーパーレス化やデータ管理の効率化が求められています。愛知県名古屋市を拠点とするバッファローとブラザー販売株式会社が新たに提供するソリューションが、法人向けNASとドキュメントスキャナー、複合機との統合により、企業のデジタル変革に寄与します。

法人向けNAS「TeraStationシリーズ」

バッファローが展開する「TeraStationシリーズ」は、ネットワークに接続することで複数の端末からデータを簡単にアクセス・共有できるストレージシステムです。このシリーズは、大規模なデータセンターから小規模なオフィスまで対応できるよう設計されており、LinuxベースやWindowsベースの搭載OSが選べます。これにより、ユーザーは自身のニーズに合った最適な環境を構築することが可能です。

相互動作確認の成功

このたびバッファローは、ブラザー販売のドキュメントスキャナーや複合機との相互動作確認を実施しました。これにより、紙の文書（請求書や契約書など）をスキャンし、PCを介さずに直接「TeraStationシリーズ」へ保存することができます。この機能は、特に2022年1月に施行された電子帳簿保存法改正を受けて、企業にとって必須の機能となるでしょう。

電子データ保存法の改正と企業の対応

電⼦帳簿保存法が改正されたことで、電子取引データの保存が義務化されました。法人の場合、帳簿書類の保存期間は原則7年間とされ、これを満たすには大容量ストレージが必要です。また、システム障害や経年劣化によるデータ消失のリスクを避けるため、バックアップ対策にも力を入れる必要があります。

ブラザー販売の多様な製品

ブラザー販売は、モノクロやカラーレーザー複合機、A3サイズ対応のインクジェットプリンター、さらにはペーパーレス化を促進するドキュメントスキャナーなど、多岐にわたる製品群を展開しています。これらの製品がバッファローのNASと組み合わさることで、業務のデジタル化がより一層促進されます。

便利なリモート管理サービス

「キキNavi」という無料のリモート管理サービスも提供されており、インターネットを介した遠隔操作が可能です。これにより、現地に赴くことなくシステムのメンテナンスが行えるため、管理者の負担を大きく軽減します。このサービスは、特にハイブリッドワーク環境下において有用です。

企業のDX化に貢献

バッファローは、法人向けの製品とサービスを通じてデジタル変革を支援しています。「人手・IT人材不足」「BCP対策」「業務デジタル化のインフラ構築」といったテーマに基づき、企業のニーズに応える製品開発を進めています。これは、様々な業種や企業規模に対応することが可能であり、特にこれからの時代において欠かせない要素となるでしょう。

この新たな取り組みにより、バッファローとブラザー販売は、企業が求めるデータ管理の効率化を実現し、ペーパーレス化を推進する大きな一歩を踏み出しています。企業のデジタル化を進めるため、ぜひこの機会に両社の製品を検討してみてはいかがでしょうか。