CO₂削減と事業成長を両立させるZIPAIRの挑戦
最近、株式会社エスプールブルードットグリーンが運営する「Boyadge(ボヤッジ)」が主催したサステナビリティ関連のイベントが開催され、多くの企業関係者が集まりました。このイベントの中で、株式会社ZIPAIR TokyoのCMO、松尾氏が登壇し、CO₂排出量削減と事業成長に関する貴重な知見を共有しました。
CO₂削減を企業成長に結びつける視点
ZIPAIRは2025年に世界初となる「ISO 14068-1:2023」に基づくカーボンニュートラリティの第三者認証を取得しました。この認証は、環境に配慮した企業活動を示す重要な指標であり、松尾氏は認証取得のプロセスや得られた成果について詳しく説明しました。特に、同規格は排出量の総量だけではなく、「排出原単位」、つまり活動量あたりのCO₂排出量にも着目している点が強調されました。
幅広い業界から集まった担当者たち
イベントには、27企業から37名のサステナビリティ担当者が参加。トークセッションでは、参加者からの質問が多数寄せられ、具体的な実務に基づく意見交換が行われました。「コスト回収をどう扱うか」「顧客からの反応はどうだったか」といった実践的なトピックが話題になり、松尾氏と参加者とのやり取りから、業界内の実情を深く理解する場となりました。
サステナビリティに向けた今後の取り組み
松尾氏は、排出原単位の削減が輸送効率の向上に直結するとし、社内でこの考え方が浸透したことでCO₂削減が単なるコストとみなされないようになったと語りました。今後も、燃料以外の脱炭素施策や機内食器の素材見直し、効率的な飛行方法の検討など、継続的な取り組みを進める意向を示しています。
Boyadgeが提供する価値
Boyadgeは、エスプールブルードットグリーンが2023年から運営している顧客向けのコミュニティサイトです。参加企業は300社を超え、500名以上が登録しています。このプラットフォームは、環境問題に取り組む企業が情報を交換し、サステナビリティの実現を目指す共同体としての役割を果たしています。
イベント参加者たちは、他社の成功事例から学ぶことで新たな気づきが得られたと報告しており、企業の持続可能な成長に向けた取り組みがどのように進められているのかを実感しました。また、サステナビリティに関連する新しい基準や制度の導入が進む中で、企業はどのようにその対応を図っていくべきかが大きな課題となっています。
結論
今回のトークセッションが示すように、サステナビリティ担当者同士の交流は、知見の共有を促進し、実務に直結するアイデアや解決策を生み出す貴重な機会です。企業の成長と環境への配慮を両立させるために、未来志向の議論の場が今後も求められるでしょう。