名古屋で未来のビジネスアイデアを育てるイベント
2025年8月、愛知県名古屋市に位置する株式会社アライブが主催する「アントレプレナーシップ2023」が開催されました。このプログラムは小学校3年生から6年生を対象に、英語で行われる起業家育成プログラムです。3日間を通じて、子どもたちは独自のビジネスアイデアを考え、それを形にする過程を体験しました。
生成AIを活用したアイデア創出
今回のプログラムでは、生成AIの技術を使って子どもたちがビジネスアイデアを練り上げました。例えば、社会で嫌われがちなカラスに配慮した商品を提案したり、子ども専用の本屋を考案したりと、さまざまなユニークな発想が生み出されました。子どもたちの自由な発想は、創造力と社会問題への視点が融合した素晴らしいものです。
自分のアイデアを形にする体験
最終日には、子どもたちが考えたアイデアを基にしたオリジナルグッズが制作され、名古屋・円頓寺商店街で開催される「円頓寺秋のパリ祭」で実際に販売する予定です。このように、プログラムの内容は単なる学習を超え、実社会におけるビジネス体験へつながっています。
プレゼンテーションで自信を持つ
参加者たちは、英語で自分のアイデアを発表するプレゼンテーションを行いました。堂々とアイデアを説明し、質問にも即答する姿勢は、彼ら自身の成長を感じさせるものでした。AIを利用して作成したロゴやプロモーションビデオを披露し、会場の拍手を引き出しました。
リーダーシッププログラムとの連動
このプログラムは、5日間の「リーダーシップ・起業家育成プログラム」の後半に位置づけられており、前半のリーダーシップ研修で学んだ意見交換や協力の重要性が反映されていました。参加者たちは、多様な意見を受け入れながら、自分のアイデアを深めることができました。多くの子どもたちにとって、他者の意見を尊重しながら共同作業を進めることは大きな成長の一歩となります。
次世代を担う子どもたちの姿
アライブの取り組みは、子どもたちが「自分のアイデアで社会に貢献できる」と実感し、自信を持って未来を切り開く手助けをしています。今回のプログラムは、その一環として、子どもたちが職業体験を通じて学び、成長する場を提供しました。NPO活動などへの参加を通じて、社会に主体的に関わろうとする意欲も高まっています。
アライブは今後も、リーダーシップ教育と起業家育成プログラムを組み合わせて、次世代をリードする力を育む教育を続けていきます。子どもたちが「自分らしくリードし、社会を変えていく力」を身につけられるよう、さまざまなプログラムを展開していくことでしょう。
会社概要
株式会社アライブは2001年に設立され、英語教育を通じて未来を生き抜く力を育成することを目指しています。名古屋市内にインターナショナルスクールやイングリッシュスクール、STEMスクールなど多様な教育プログラムを展開し、子どもたちに必要なスキルを磨く機会を提供しています。
公式ホームページ:
アライブ公式サイト
SNSも活用して教育活動を広めているアライブの今後の展開に注目です。