夏休みにぴったり!「こどもまちなか打ち水大作戦」
2025年7月27日(日)、愛知県豊橋市にて初めて開催される「こどもまちなか打ち水大作戦」は、夏の暑さ対策を楽しく学ぶ体験型イベントです。この企画では、お子さんとその保護者が一緒になって打ち水を通じて、工夫次第で暑さを和らげる方法を学ぶ機会が提供されます。
暑さを科学で証明!打ち水の効果を学ぼう
「打ち水大作戦」は、江戸時代の伝統的な知恵を基にした社会実験で、都市部でのヒートアイランド現象に対応するためにスタートしました。今回のイベントはその一環として位置づけられ、豊橋技術科学大学の学生たちが中心となり、参加者が実際に打ち水の効果を体験し、その変化を理解することができます。
参加者は、サーモグラフィなどの測定器を使って、打ち水前後の温度変化を観察します。指導には、豊橋技術科学大学の島崎康弘准教授が協力し、熱中症予防に役立つ情報が提供されます。
打ち水体験で涼しさを実感!
イベントは、まず、豊橋技科大サテライトオフィスでの講座から始まります。熱中症について学んだ後、実際に豊橋市まちなか広場に移動し、ひしゃくとバケツを持って打ち水体験が行われます。このプロセスを通じて、参加者は衣服の選び方や帽子の利用法といった、暑い夏を快適に過ごすための工夫を学ぶことができます。
使用する水は井戸水で、豊橋の水を利用して行うこの特別な体験。参加者は事前に測定したデータをもとに、それぞれ打ち水体験がどのように涼しさをもたらすのかを科学的に解明していきます。家での自由研究や宿題にもぴったりのテーマです。
概要と申し込み方法
- - 開催日時: 2025年7月27日(日)15時00分〜17時45分(予定)
- - 会場: 豊橋技術科学大学サテライト・オフィス(emCAMPUS EAST 5階)および豊橋市まちなか広場
- - 対象: 小学生とその保護者(先着15組)
- - 参加費: 無料
- - 申込方法: 参加申し込みフォームより受付。
- - 申込締切: 2025年7月19日(土)17時まで
- - 持ち物: 帽子、日傘、水筒、筆記用具、タオル、ハンカチ。濡れても良い服装で、念のため着替えも持参してください。
このイベントは、豊橋市の都市計画課が主催し、豊橋技術科学大学の建築環境デザイン研究室や社会連携推進センターなどが共催しています。協力団体には、豊橋まちなか未来会議や日立メンテナンス株式会社も名を連ね、地域全体で暑さ対策に取り組む姿勢が見受けられます。
ぜひ、この機会に家族で参加して、夏の楽しみを深めながら、科学の魅力に触れてみてください!