メットライフとグローバル・シチズンが教育を通じた地域社会変革に取り組む
2023年、メットライフ生命保険株式会社が貧困撲滅に向けた世界的な活動を展開する「グローバル・シチズン」との3年間のパートナーシップを発表しました。この提携は、両者の強みを生かし、持続可能な地域社会の形成に向けた新たな一歩となります。メットライフは、教育や経済的エンパワーメントに関連するプロジェクトを支援するため、資金提供と社員のボランティア活動を通じて積極的に関わっていきます。
メットライフの役割と支援内容
メットライフは今回の提携において、主要なパートナーとして資金提供を行い、グローバルネットワークを活用してさまざまな変革的取り組みを支援します。特に注目されるのは、メットライフ財団が設立資金として900万米ドルを拠出し、FIFAグローバル・シチズン教育基金を設立することです。この基金は、質の高い教育・リテラシーの向上、そしてスポーツ参加機会の拡充を目指しており、全球200以上の地域団体への助成金提供を計画しています。
幼稚園から高校までの教育機会向上を目指す
日本を含む世界各地で、幼稚園から高校までの教育機会向上を目指す非営利団体は、2025年12月31日まで助成金の申請が可能です。この助成金は、活動規模に応じて500~10,000人規模の団体に対し、5万~25万米ドルが支給される予定です。初回の助成団体は2026年初頭に発表される見込みです。
メットライフの代表、ディルク・オステイン氏は「教育資源へのアクセスの向上が子どもたちの未来を変える力になる」と語り、この提携が日本の地域社会にポジティブな影響を与えると確信しています。さらに、地域団体への助成金提供により、相互理解と持続可能な社会づくりを推進することが期待されています。
ボランティア活動の重要性
また、メットライフは社員のボランティア活動を通じて地域社会への貢献を大切にしており、社員が積極的に教育や地域社会貢献プログラムに参加する機会を創出します。これは、持続可能な地域社会の実現に向けた揺るぎないコミットメントを示すものです。
結びに
最後に、FIFAグローバル・シチズン教育基金や助成金申請の詳細については、公式ウェブサイトにてご覧いただけます。世界の教育機会の向上に貢献するこの取り組みに、多くの団体が参加し、未来の子どもたちのための可能性を広げることを心より願っています。
詳細はこちらから
メットライフは1868年に設立され、生命保険業界のリーダーとして、個人や法人に対して多様なサービスを提供しています。メットライフ生命は、日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、革新的な商品を提供し続けています。