名古屋港で南極との新たな出会いを体験しよう!
名古屋港で特別展「南極観測隊と南極観測船」が開催されます。この展示は、南極観測船ふじの開館40周年を祝い、南極観測の歴史を探る素晴らしい機会です。
開館40周年を迎える南極観測船ふじ
南極観測船ふじは、1965年から1983年まで18年間、南極観測の最前線で活躍してきました。その後の1985年からは、名古屋港ガーデンふ頭に引き揚げられ、南極に関する博物館として多くの人々に親しまれてきました。特に、南極という未知の世界を身近に感じられる展示は、多くの家族や学校の団体に夢を与えています。
ふじの開館と同じ年に、名古屋港水族館も南館をオープンし、以来、互いに協力し合いながら、地域の文化活動を支えてきました。今回、両施設がタッグを組み、「南極への旅」をテーマにした特別展を開催することになりました。
特別展の開催情報
この特別展は、2025年7月19日から2026年1月18日までの184日間にわたって実施されます。開催場所は、南極観測船ふじ、名古屋港ポートビルの展望室と1階ロビー、名古屋海洋博物館、名古屋港水族館です。なお、ポートビルの1階ロビーは入場無料なので、気軽に立ち寄ってみてください。
様々な入場券が準備されています。「4施設共通券」は大人・高校生2,440円、中小学生1,210円です。特に、子どもたちにはさまざまな体験が色濃く残ります。この機会に、自分自身の手で南極観測の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
展示内容の魅力
南極観測船ふじ
- - サブタイトル: ~1万4,000kmの旅路と5ヶ月間の船内生活~
ふじに関する展示では、歴代の南極観測船についてや、船内での観測活動、生活の様子がパネルや実物資料を交えて紹介されます。
1. ふじ食堂では、歴代の南極観測船を紹介
2. ふじライブラリーでは、出国から帰国までの船内生活を解説
3. ポートビル1階ロビーでは、博物館に改装された際の様子を展示
4. ポートビル3階名古屋海洋博物館では、南極観測が注目された時代を物語る品々を展示
5. ポートビル7階展望室では、南極観測隊の記念品や思い出の品が紹介されます
名古屋港水族館
水族館では、ふじをテーマにした展示が行われ、観測船による南極での活動に焦点を当てたコンテンツが用意されています。また、国内初展示となる第65次隊の「しらせ」によって捕獲された「メガネノト」の生体展示もあります。
1. 南館2階エントランスホールでは、ふじの時代の南極観測について解説
2. 南館3階では、現役南極観測船の活動や希少な南極生物について展示
この特別展は、南極の神秘を身近に感じるだけでなく、学びの場でもあります。子どもたちにとっても、南極の大自然や観測活動について、実際に触れ合う貴重な体験となることでしょう。
まとめ
名古屋港で開催される「南極観測隊と南極観測船」の特別展は、家族連れや学校の団体におすすめです。この機会に、南極の魅力やその歴史を身近に感じ、学ぶことが出来るチャンスをお見逃しなく。新たな出会いがあなたを待っています!