くら寿司の挑戦
2025-05-15 14:19:20

くら寿司が本マグロを初出荷!新たな取り組みと未来の挑戦

くら寿司が本マグロを初出荷!新たな取り組みと未来の挑戦



回転寿司のリーディングカンパニー、くら寿司株式会社が新たな一歩を踏み出しました。その子会社であるKURAおさかなファームが、2023年8月より委託養殖で育てた本マグロを初めて出荷することを発表しました。この取り組みは、寿司の品質向上と持続可能な漁業の実現を目指すものです。

委託養殖による新たな価値


くら寿司では創業以来、安定した魚介類の供給に努めてきましたが、近年の魚価高騰や漁業従事者の減少が業界全体を悩ませています。こうした状況を受けて、KURAおさかなファームが設立され、国内の漁業を支えるための取り組みが本格化しました。

本マグロの委託養殖は、その生産方法にもこだわりがあります。国際的に資源管理が行われている本マグロを使用し、持続可能な形での養殖を行うことで、資源の保全に貢献します。この新しい養殖方法により、安定した供給が可能になるだけでなく、生産者への安定した収入も約束されています。これにより生産者はより安心して養殖に専念できる環境が整いました。

新店舗での販売開始


本マグロは、「無添蔵中目黒店」や「グローバル旗艦店」など、関東圏の店舗での販売が計画されています。これにより、消費者は新鮮で高品質な本マグロを楽しむことができるようになります。また、今後約50店舗で本マグロの取り扱いが予定されており、気軽にその味を楽しむことができるようになるのです。

サステナブルな未来を目指して


KURAおさかなファームは、2021年に設立されて以来、サステナブルな漁業と魚の安定供給を目指しています。AIやICTを活用した「スマート養殖」に取り組むことで、人手不足の解消と労働環境の改善を追求しています。このような取り組みは、国内漁業の発展と持続可能な食文化の未来を支えることにつながるのです。

さらに、地元の生産者や漁協と連携し、収益機会の提供や労働効率の改善を図ることで、地域活性化や若者の漁業就業促進にも寄与しています。日本の漁業を取り巻く環境は厳しいですが、その中で安定した供給を実現し、高品質でリーズナブルな寿司を提供するという目標に向けて、くら寿司の挑戦はこれからも続きます。

まとめ


これまでの取り組みを凝縮した本マグロの出荷は、くら寿司が今後どのように成長し、持続可能な漁業を実現していくのかを示す大きな第一歩です。消費者にとっても、いつも新鮮で美味しい寿司が楽しめる期待が高まります。新たなビジョンを掲げ、未来への挑戦を続けるくら寿司の今後に注目です。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: くら寿司 本マグロ KURAおさかなファーム

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。