emmiのサステナブルな取り組み
愛知県名古屋市発のサステナブルアパレルブランド「emmi(エミ)」では、持続可能な素材の活用に取り組んでいます。近日、同ブランドの5つの店舗において、再生プラスチック素材「REMARE(リマーレ)」が採用されることが決まりました。これは、海洋プラスチックや産業廃棄物を用いて作られた、日本製の環境に配慮した素材です。
REMAREとは
REMAREは、三重県鳥羽市に拠点を置く、意義のある素材を生み出す株式会社REMAREが展開しています。素材のコンセプトは、「捨てられる運命にあったものに、新しい命を与える」というもの。漁網やプラスチックゴミ、製造の過程で生じる余剰物をリサイクルし、独特な模様と質感を持つ再生プラスチックを製造しています。この素材は、商業施設やインテリアデザインなど多彩な分野で採用され、循環型社会の実現に貢献しています。
emmiとREMAREのコラボレーション
emmiは「クリアモード」をブランドコンセプトに掲げ、店舗のデザインにもサステナブルな素材を積極的に取り入れています。REMAREが採用されたのは、スタンド型ハンガーラックのベースとして使われており、空間の演出に一役買っています。これにより、emmiの店舗は透明感と清潔感を持ちながら、循環型の価値観を具現化することができています。
採用店舗の情報
今回、REMAREが採用されるemmiの店舗は以下の5つです:
- - emmi minamoa 広島店
- - emmi 渋谷ヒカリエ ShinQs店
- - emmi 池袋パルコ店
- - emmi 阪急うめだ本店
- - emmi エスパル仙台店(2025年6月13日オープン予定)
これらの店舗では、REMAREの独自の素材感とデザインが反映された空間で、消費者に新たな体験を提供します。これにより、サステナブルなライフスタイルの重要性を啓発し、顧客に選ばれるブランドを目指しています。
まとめ
REMAREとemmiのコラボレーションは、ただの素材の利用にとどまらず、両ブランドのアイデンティティを結びつける重要な試みです。今後もこのような取り組みが広がり、より多くの企業や消費者が環境問題に目を向けることを期待します。サステナブルな未来に向けた一歩を、emmiとREMAREと共に歩んでいきましょう。