受験生必見!オープンキャンパス参加の実態と先輩たちの体験談
高校生にとって大学選びの大事なステップとなるオープンキャンパス。多くの受験生がこの時期に参加し、将来の進路を考える貴重な機会となっています。河合塾が実施した調査によれば、受験生がオープンキャンパスに参加するのは主に高校2年生で、その参加率は高1・2年でおよそ8割に達しています。ここでは、オープンキャンパスに参加した先輩たちのデータや体験をもとに、現状を詳しく見ていきましょう。
1. オープンキャンパス参加の学年
調査結果によると、オープンキャンパスに参加した学年は高校2年生が最も多く、全体の約70%を占めています。また、参加者全体の79%は高校1年または2年での参加経験があり、年々参加者が増えていることがわかります。これにより、早い段階から自分に合った大学を意識することが重要であると言えるでしょう。
2. 参加者の期待
オープンキャンパスでは、「大学の雰囲気を確認できること」や「大学内の施設を見学できること」が最も期待されており、その割合はなんと9割を超えています。実際に大学のキャンパスに足を運ぶことで、自分の未来をイメージしやすくなるため、志望校の決定にもつながります。将来の進路選択を真面目に考える上で重要な経験となるのです。
3. 参加した大学数
オープンキャンパスに参加した大学の数は、長い間増加傾向にあります。全体の参加者の平均参加校数は4.7校となっており、6校以上訪れた人も36%を記録しました。これは前年よりも23%も増加しており、オンライン参加を併用することで、より多くの大学情報を得ることが可能になっています。
4. 誰と一緒に参加したか
オープンキャンパスに参加した際、半数以上は保護者と一緒だったという結果が出ています。これは、保護者の視点からも大学選びの情報を集めることが重要視されていることを示しています。また、効率よく回るために一人で参加する人も増えており、状況に応じて選択肢を使い分けることが鍵となるでしょう。
先輩の体験談
受験生の先輩たちからは、オープンキャンパス参加の多くの意義や事前に準備しておくべきことについての貴重な意見が寄せられています。
- - 「ネットやパンフレットだけでは分からない大学の雰囲気を実際に体験できた。」
- - 「各大学の特徴を聞くことで、自分の進路を明確にすることができた。」
- - 「申し込みが必要な企画を知らずに参加できなかった。」
- - 「迷った時は学生スタッフに聞くことをお勧めします。」
このような体験談は、これから参加する高校生にとって有益な情報となるでしょう。オープンキャンパスは、単なる情報収集だけでなく、自分の将来を描くための重要な一歩です。
役立つ情報
河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」では、受験生のオープンキャンパス参加に役立つ情報を多数提供しています。『オープンキャンパス検索システム』では、大学名や開催時期、エリアごとに情報を検索できるため、効率的な大学選びが可能です。また、7月19・20日には全国100校以上が参加するオンライン説明会も開催されます。これに参加することで、気になる大学を比較し、オープンキャンパスへとつなげることができます。
是非、今夏の大学選びにこの調査結果を活用してみてはいかがでしょうか。受験生にとって、オープンキャンパスは未来を切り拓く大切な機会です。