食品ロス削減に挑戦
2025-07-15 14:49:26

ポプラ一部店舗で始まる食品ロス削減への挑戦「TABETE」導入

ポプラが取り組む食品ロス削減と「TABETE」の実証実験



2023年7月15日より、株式会社ポプラが運営するコンビニ「生活彩家」の一部店舗で、食品ロス削減サービス「TABETE」の試験的導入が始まりました。本記事では、この新たな取り組みの背景や、ユーザーに与えるメリットについて詳しく解説します。

TABETEとは?


「TABETE」は、食品ロスを減少させるためのフードシェアリングアプリです。まだ食べられるにもかかわらず、廃棄の恐れがある食品をマッチングすることで、飲食店や小売店、ユーザーの利害を調整し、食品の無駄を削減します。現在、約120万人のユーザーと3,200店舗がこのサービスに参加しており、持続可能な社会の実現に向けて活動しています。

導入店舗


「生活彩家ヒルトピア店」(東京都新宿区)と「生活彩家広島市役所店」(広島県広島市)での実施が決定しました。これらの店舗では、食品ロス削減を目指すため、特殊な「レスキュー申請」というシステムを導入します。この申請によって、食品が条件付きで割引された価格で購入できる仕組みになっています。

例えば、ある商品の売れ残りが見込まれる場合、ユーザーはアプリを通してその商品を購入するための「レスキュー申請」を行うことができます。申請が承認されると、仮決済が行われ、商品が確定した際に適正な価格が反映されます。

生活彩家の取り組み


株式会社ポプラは、広島を本社に持つコンビニチェーンで、地域密着で多様な商品を提供し続けています。今回の「TABETE」導入は、食品ロス削減だけでなく、顧客への新しい価値提供を目指す重要な一歩と言えるでしょう。代表取締役社長の岡田礼信氏は「持続可能な社会のために必要な取り組みを続けていきたい」との意気込みを語っています。

ユーザーの利点


「TABETE」を利用することで、ユーザーは食品をお得に手に入れつつ、同時に社会貢献もできます。おいしい食材をお得に楽しめるだけでなく、無駄をなくす活動に参加することで、持続可能な社会の構築へ貢献できるのです。例えば、普段は手が出しにくい高級パンやデザートが割引で手に入ることも。

また、アプリのダウンロードも簡単で、ユーザーはすぐに取り組みに参加することができます。詳細は「TABETE」の公式Webページやアプリから確認できるので、興味のある方はぜひご覧ください。

まとめ


「TABETE」の取り組みを通じて、私たちは食品ロスの問題に対して少しでも貢献できる可能性があります。ポプラが行うこの実証実験は、今後の展開にも期待が高まります。地域のコンビニが環境問題に手を差し伸べるきっかけとなり、より多くの人々が参加する社会が実現することを願います。これからも注目していきましょう。


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