クロスクラウド対応
2025-08-28 09:38:00

名古屋のAcompanyがクロスクラウド対応のデータクリーンルームを発表

名古屋発の革新、データクリーンルームのクロスクラウド対応



愛知県名古屋市の株式会社Acompany(アカンパニー)が、データクリーンルームソリューション『AutoPrivacy DataCleanRoom』に新たな機能を追加しました。このソリューションは、Snowflake、Amazon Web Services (AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureといった主要なクラウドプラットフォーム間でのデータ連携に対応しました。

クロスクラウド対応の背景


デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、多くの企業が複数のクラウドサービスを利用するマルチクラウド環境を採用しています。しかし、異なるプラットフォーム間でのデータ連携は、技術的な難易度が高く、セキュリティの確保に課題があります。特に、企業にとって外部データとの連携は欠かせませんが、プラットフォームの差異がデータの活用を妨げることが多く存在します。

新機能の特徴


今回のアップデートにより、以下のクラウドプラットフォーム間でのデータ連携が完了しました。
  • - Snowflake
  • - Amazon Web Services (AWS)
  • - Google Cloud Platform(GCP)
  • - Microsoft Azure

Acompanyの『AutoPrivacy DataCleanRoom』では、秘密計算技術を利用して、お互いのデータを直接見せることなく、特定の計算や分析を安全に行える環境を整えています。例えば、Snowflakeを使っている企業とGCPを利用する企業が、各自の環境からデータを移さずに安全なデータ分析を行うことが可能になります。

クロスクラウド対応で実現するメリット


この新機能の導入により、以下のような価値が企業に提供されます:
  • - プラットフォームに依存しないデータ連携
企業は、自社のクラウド環境をそのままに、取引先やパートナー企業が使用する異なるクラウド上のデータと安全に連携できるようになります。
  • - セキュリティとプライバシーの保護
秘密計算技術により、個人情報や機密情報を秘密にしつつ分析が行えるため、プライバシーの保護とデータ活用が両立します。
  • - データの活用促進
企業間のデータ共有のハードルが低くなり、共同の広告効果測定や製品開発、需要予測など、データに基づく意思決定がより迅速になります。

『AutoPrivacy DataCleanRoom』について


Acompanyの『AutoPrivacy DataCleanRoom』は、プライバシーとセキュリティを重視したデータコラボレーションを実現します。秘密計算や連合学習などの最新技術を用いて、企業間の安全なデータ共有を実現しています。特に、高速かつ高い秘匿性を持つ秘密計算技術は、企業のデータ利用をさらに強力にサポートします。興味がある方は、ぜひ公式サービスページをご覧ください。

オンラインイベントの開催


新機能の発表に伴い、『AutoPrivacy DataCleanRoom』の使い方を解説するオンラインイベントも計画しています。このイベントでは、秘密計算技術を活用した安全なデータ連携の手法と、実際のデモを通じてデータクリーンルームの構築手順を詳しく説明します。

【イベント詳細】
  • - イベント名:デモで完全解説!安全・簡単なデータクリーンルーム構築ガイド〜既存のSnowflake, BigQueryにも簡単接続!〜
  • - 開催日時:2025年9月18日(木)13:00 - 14:00
  • - 開催方法:オンライン
  • - 参加料:無料
  • - 参加方法:こちらからエントリー

会社概要


株式会社Acompanyは、秘密計算技術を駆使した製品やサービスの開発を行っています。2018年に設立され、愛知県名古屋市に本社を構える同社は、技術面に加えて機密データ活用に関するコンサルティングも提供しています。
公式ウェブサイト:Acompany

この新機能が企業にどのような革新をもたらすのか、今後の展開に大いに期待が寄せられています。


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