地域貢献サークル発足
2025-10-28 14:38:01

外国籍学生が地域貢献、ヒューマンアカデミー東京校の防犯ボランティアサークル設立

ヒューマンアカデミー日本語学校の新たな試み



2025年10月15日、ヒューマンアカデミー日本語学校東京校では、新たな地域貢献を目的とした「ヒューマンアカデミー日本語学校ボランティアサークル」の結成式が行われました。このサークルは外国籍の留学生が中心となり、地域の防犯活動や清掃、さらには地域交流を推進するために設定されたものです。

防犯ボランティア団体モデル校に指定



結成式において、戸塚警察署の長谷川署長から「防犯ボランティア団体モデル校」の指定書が授与され、これにより当校は新宿区と連携し、地域の安全や清掃美化を行う外国人ボランティア団体として正式に活動を始めることができました。

地域との交流と防犯活動の開始



結成式の直後には高田馬場駅前で、ボランティアサークルの26名の学生と地域のボランティア団体が集まり、防犯啓発キャンペーンを実施しました。この日は特に高齢者を狙った詐欺が多発する日であり、参加者たちはチラシやポケットティッシュを配布しながら、防犯意識の重要性を呼びかけました。このように、地域住民と交流しつつ、実際の防犯活動に参加することによって、学生たちは地域の一員としての意識を高めていきます。

地域共生を目指す教育理念



日本では外国籍住民が過去最多の330万人を超えています。その中で文化や生活スタイルの違いが“見えない壁”を作ることもあります。当校は、「言葉だけでなく、社会で共に生きる力を育む」という教育方針のもと、地域社会との共存を目指しています。今回のボランティアサークルの結成もこの理念にもとづいており、日本社会への適応力を育むことが期待されています。

教育の一環としての実践的活動



留学生が地域に根ざした活動を行うことは、真の国際理解を促進します。当校の宮川校長は、「この活動を通じて学生には日本で学ぶ意義を実感し、社会の一員としての誇りを育んでほしい」と述べています。また、ボランティアサークルの部長であるチョウ・スストゥエーさんは、「自分たちの住む街が安全で優しい場所になってほしい」と語り、小さな声かけから社会を変えようとする意気込みを表しています。

今後の活動計画



この活動は、防犯や交通安全、地域美化、高齢者支援、地域交流イベントといった多様な活動を通じて行われていく予定です。それにより、留学生が実践的な日本語を使いながら地域との信頼関係を築き、同時に多文化共生型の人材育成を実現していく計画です。

締めくくり



ヒューマンアカデミー日本語学校の防犯ボランティアサークルは、地域貢献を通じて留学生と地域住民の架け橋となることを目指しています。今後の活動に注目が集まります。地域とのつながりを強めることで、学生たちは毎日をより豊かに過ごすことができ、新たな価値観や視点を得ることができるでしょう。


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