機械部品調達プラットフォーム「meviy」が新たに塗装色を追加
8月4日、株式会社ミスミグループ本社が運営する機械部品調達用AIプラットフォーム「meviy」は、板金加工および溶接加工の塗装色に「深緑」と「濃黄緑」の2色を新たに導入しました。従来の5色から7色へと色の選択肢を拡大したことで、合計22色の豊富な塗装色を提供できるようになりました。
1. 塗装色追加の背景
meviyはこれまで、主に粉体塗装を中心にサービスを展開していました。しかし、顧客からの「もっと鮮やかな色味を求める」とのフィードバックを受け、2024年1月29日から溶剤塗装の提供を開始しました。特に自動車業界において、鮮やかな色合いの塗装色の需要は高まっており、meviyもこの流れに合わせてサービスを強化しています。
顧客からは、視認性の高い緑系の色を増やしてほしいとの要望が寄せられており、これに応える形で新たに追加された「深緑」と「濃黄緑」は非常に期待されているところです。緑色は「目に優しい」とされ、多くの設備に使用されています。
2. 新塗装色の特徴
深緑
深緑は、落ち着いたトーンながらも、視認性をバランス良く保ちます。この色は、外装部分や機械の重要なブラケットに適しており、目立つ部分で使用されることで安全性を高める役割も果たします。
濃黄緑
濃黄緑は一層の明るさと鮮やかさを持ち、設備の中でも特に目立つ部分に使用されやすいため、機器の識別に役立ちます。この色は使用する場面が多く、特に工場の中では効果的な選択肢となるでしょう。
3. 今後の展望
ミスミは、サービス品質のさらなる向上を目指し、IA(インダストリアル・オートメーション)産業の顧客に対して高品質な“時間価値”を提供していく方針です。これにより顧客の生産性向上に貢献することが期待されています。
4. サービス概要と納期
新たに導入された塗装色は、SPCC/Sphcに対応しており、板厚は0.8~6.0mm、溶接加工は1.0~4.5mmの範囲で行うことができます。板金加工の納期は5日目から、板金溶接ではスポット溶接が8日目から、通常溶接が10日目からとなっています。
5. まとめ
meviyが新たに追加した「深緑」と「濃黄緑」の塗装色は、幅広いニーズに対応するものであり、顧客にとって大きな利便性をもたらすことでしょう。これにより、様々な場面での塗装の選択肢が広がり、特に視認性が求められるシーンでは非常に有効に活用されると考えられます。今後もmeviyの進化に注目が集まることでしょう。