イタリアの磁器展
2025-05-15 14:49:26

愛知県陶磁美術館で特別展「イタリアの磁器」展が開催!ジノリの魅力を探る

愛知県陶磁美術館で特別展「イタリアの磁器」展が開催!



愛知県陶磁美術館では、盛田昌夫氏から寄贈されたリチャード ジノリの貴重な作品を初めて公開する特別展「イタリアの磁器 − リチャード ジノリのクラシックとモダン」が、2025年5月17日から7月27日まで開催されます。この展覧会では、リチャード ジノリの歴史的な背景や作品を深く知ることができる貴重な機会です。

リチャード ジノリについて



リチャード ジノリは1730年にフィレンツェ近郊のドッチァで創設され、以来、その磁器は王侯貴族に愛され続けてきました。特に、1898年にリチャード ジノリ陶磁器会社が設立されて以来、世界的な名声を得るに至ります。特にアール・デコ期においては、著名なデザイナーであるジオ・ポンティが関与し、より魅力的なデザインが誕生しました。これらの背景を踏まえた展示内容は、陶磁器ファンやアート愛好者にとって見逃せないものとなっています。

展覧会の内容



特別展は、いくつかの章に分かれています。

Ⅰ章: イタリアの磁器ドッチァ窯


このセクションでは、1737年から1896年までの間に製作されたテーブルウェアが紹介されます。特に目を引くのは、1780年から1800年にかけて作られたディナープレートやカポディモンテ珊瑚のハンドル付きティーポットです。これらは、当時の工芸技術を感じさせる逸品ばかりです。

Ⅱ章: リチャード ジノリの時代


1898年以降のリチャード ジノリ陶磁器会社の製品が展示され、特に1900年代初めのリバティ・ベースや現代の作品も見ることができます。

Ⅲ章: アートディレクター ジオ・ポンティの世界


ジオ・ポンティが手掛けた陶磁器やインテリアデザインが紹介され、彼の影響力を深く知ることができます。プレート「四季」など、彼の代表作に触れることができる貴重な機会です。

Ⅳ章: ジノリの現在(いま)


GINORI 1735としてリブランドされた現在のジノリ作品が登場し、現代デザインとの融合についても考察されます。

開催概要


  • - 会期: 2025年5月17日(土)〜7月27日(日)
  • - 開館時間: いくつかの時間帯が設定されていますが、特に開会式のある5月17日は11時30分頃からの観覧です。
  • - 休館日: 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、その翌日が振替休館)
  • - 入館料: 一般は900円、学生は700円、中学生以下は無料です。

この特別展では、約190点の作品が展示されるため、陶磁器の美しさや歴史に触れながら、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。ぜひ、愛知県陶磁美術館で贅沢なアートの世界を体験してみてください。

関連行事


さらに、展覧会に関連する行事も予定されています。記念講演会や親子向けギャラリートークなど、多彩なプログラムが用意されており、事前申し込み不要なものもあります。詳細は公式ウェブサイトでのご確認をお勧めいたします。


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