『ほっかほっか亭』創業50周年を控え日本ネーミング大賞2025で優秀賞受賞を発表！

ほっかほっか亭が受賞！日本ネーミング大賞2025

持ち帰り弁当のパイオニアである『ほっかほっか亭』が、創業50年を迎える中、日本ネーミング大賞2025で優秀賞を獲得しました。この賞は、ネーミングの重要性を広め、生活文化の向上に寄与することを目的に毎年開催されているもので、今回で6回目を迎えます。

受賞の背景

『ほっかほっか亭』は、その名の由来の通り、あたたかくて美味しい持ち帰り弁当の提供を通じて、多くの人々に日常の食文化を豊かにしてきました。受賞した屋号は、シンプルでありながら「ほかほか」という響きが、温かさや安心感を想起させ、多くの人に親しまれています。

授賞式は2025年12月1日に赤坂インターシティコンファレンスで行われ、審査委員長の太田光さんから、名誉の盾が授与されました。

屋号の由来

『ほっかほっか亭』の創業者が真冬の寒い市場でみたあたたかいお弁当の影響を受けて、できたての温かい弁当を提供するというアイデアが生まれました。それ以来、冷たい弁当が主流だった時代にあたたかい持ち帰り弁当を初めて販売することとなり、多くの人に助けられて発展してきました。

“ほっかほっか”には、ふっくらとした炊きたてごはんを連想させる魅力があります。お客様が立ち寄るたびに心温まる体験を提供し、居心地の良い「街の台所」を目指し続けています。

受賞理由と評価の声

日本ネーミング協会からは、以下のような評価が寄せられました。

- 「分かりやすく、ほかほかのお弁当が浮かんでくる」
- 「できたての暖かさと、製作者の心が感じられる」
- 「おいしさが伝わるネーミング」

このように、単に食べ物を提供するだけでなく、温かさや安心感も届けるという企業の姿勢が評価された理由です。また、創業者の想いがそのままネーミングに込められており、世代を超えて愛され続けている点も特に支持されています。

受賞についてのコメント

株式会社ほっかほっか亭総本部の常務取締役である飯沼俊彦氏は、受賞を受け「創業50周年を目前に、このような名誉をいただけて光栄です。」とコメントしています。時代を経るごとに、持ち帰り弁当のブランドとして認知度を高める努力を続けており、SNSを活用したファンとのコミュニケーションや、YouTuberとのコラボレーションなど、多くの新しい試みに挑戦しています。

また、大阪・関西万博での出展も新しい食文化を広める契機となり、全ての挑戦が受賞につながったことが強調されています。

これからも、『ほっかほっか亭』では、手作りの美味しい弁当を提供し、皆さまに楽しんでいただけるさまざまな企画を展開していくとのことです。食文化の発展に寄与する存在であり続けることを誓っています。