MR. DINGが新発売するレンズ「Pactcron 35mm F1.8 M」の特徴と魅力

MR. DINGの新レンズ「Pactcron 35mm F1.8 M」発表

2025年7月22日（火）、E&Iクリエイション株式会社が運営するセカンドフォーカスより、カメラ愛好家にとっての新たな選択肢となるレンズ、「MR. DING Pactcron 35mm F1.8 M」が発表されました。ライカMマウントに対応したこのレンズは、クラシックなデザインと現代的な技術を融合させた逸品です。

レンズの特徴と設計思想

この「Pactcron 35mm F1.8 M」は、歴史的な名レンズ「ライカ 35mm F2（通称：7枚玉）」への敬意を表しつつ、その特徴を現代的に進化させています。レンズ設計は伝統的な5群7枚の球面構成で、使用されている材料はランタニウムガラスと高屈折率ガラス。これによって、柔らかなボケ味とシャープな中心部の描写を両立し、視覚的な階調がなめらかになります。

F1.8の開放絞りでは、独特の柔らかいボケが得られ、逆光下でもフレアやゴーストを最小化する多層ナノコーティングにより、コントラストが高い、クリアな描写が可能です。この特徴によって、被写体を生き生きとした色で表現することができ、写真表現の幅を広げるアイテムと言えるでしょう。

また、コンパクトな真鍮製のボディは、手にしっくりと馴染むデザインが施されており、クラシックなライカMボディとの相性も抜群。絞りリングのデザインも考慮されており、快適な操作性が実現されています。

付属品の魅力

新レンズの発売にあたって、専用のレンズフードと高性能UVフィルターも同時に発売されます。これらは撮影環境の向上を目指し、レンズの性能を最大限に引き出すための必須アイテムです。

MR. DING E39 レンズフード

このレンズフードは、オール真鍮製で高精度な加工が施されており、高級感が漂います。両側に搭載されたボタンを押すことで簡単に着脱が可能で、操作性にも優れています。クラシックなデザインでありつつ、撮影時のフレアやゴーストを抑え、レンズの外観を損なうことなく使用できます。

MR. DING E39 UVフィルター

さらに、紫外線カット機能を持つこのフィルターは、色再現性を向上させるだけでなく、日常的なレンズ保護機能も兼ね備えています。超薄型ガラスとナノ多層コーティングにより、99.5%～99.9%の可視光透過率が得られ、クリアな描写を確保。水滴や指紋を簡単に拭き取れる撥水コートも施されています。

レンズの基本情報

こちらのレンズの基本仕様は以下の通りです：

- 焦点距離: 35mm
- 絞り範囲: F1.8-F16
- 最短撮影距離: 0.7m
- フィルター径: 39mm
- サイズ: Φ52mm X 27.1mm
- 質量: 270g

特にこのレンズはMF（マニュアルフォーカス）タイプで、ライカMマウントのカメラと連動する距離計に対応しています。

まとめ

クラシックな味わいと現代の技術を融合させた「MR. DING Pactcron 35mm F1.8 M」は、写真愛好者にとって見逃せない新たなアイテムです。このレンズを使うことで、より自由な表現が可能となることでしょう。興味のある方は、ぜひ公式オンラインストアやAmazonなどでチェックしてみてください。